Re: 風の執事と桜の会長 |
- 日時: 2013/03/08 16:45
- 名前: ハヤヒナ
- 68話 「夏休み最終日」
今日で夏休み最終日。ハヤテとヒナギクと歩は喫茶どんぐりでバイトをしていた。 前日にはナギとマリアが戻ってきたが、三時間して再び、フランスへと戻っていた。 歩 「明日から二学期ですね。」 ヒナギク 「この夏休み、色々とあったわね。」 ハヤテ 「ええ。本当に色々とありましたね。」 この夏休みはハヤテとヒナギクにとって、本当に色々あった。 楽しいこともあれば、嫌なこともあったのであった。 そんな夏休みも今日で終わり。明日から二学期が始まるのであった。 ハヤテ 「明日から学校ですけど、大丈夫かと思うんですよ。」 ヒナギク 「私も大丈夫かと不安になるわ。」 歩 「どうしてですか。」 ハヤテ 「事件のことで騒ぎになるかと思っているんですよ。」 ヒナギク 「私もよ。思い出したくないけど、本当に嫌だったから。」 歩 「でも大丈夫じゃないかな。犯人の名前は公表されていないんですから。」 と、ハヤテ達が話していると、美希、理沙、泉がやって来た。 理沙 「歩君の言うとおりだぞヒナにハヤ太君。」 美希 「ハヤ太君が三千院の執事ってことは白皇中が知っているけど、 本当のことは、我々含む十数人しか知らないんだからな。」 泉 「美希ちゃんの言うとおりだよ。ヒナちゃんにハヤ太君。」 ハヤテ 「確かにそうですけど、今は僕はヒナギクさんの家に住まわしてもらっていますから。」 ヒナギク 「それに私もショックで入院したのよ。」 美希 「それなら大丈夫と思うが。ハヤ太君が入院したことはニュースで知っているが、 もう一人って言うのが、ヒナの名前ではなく、友達ってなっているから大丈夫と思うが。」 理沙 「それにだなハヤ太君。君がヒナの家に住んでいることも大丈夫と思うぞ。」 ハヤテ 「どうしてですか?」 泉 「ヒナちゃんの執事だからだよ。」 「「ええええぇぇぇぇ〜〜〜〜。」」 ハヤテとヒナギクは驚いた。 歩 「何で驚いているんですか?ハヤテ君にヒナさん。」 ハヤテ 「それは驚きますよ。」 ヒナギク 「驚くわよ。」 美希 「驚くこともないと思うが。その方がヒナとハヤ太君にとっても安心と思うが。」 理沙 「旅行初日にハヤ太君は制服の方がいいって言っていただろ。」 ハヤテ 「ええ。」 美希 「でも制服ではなく執事服の方が言いと思ったからだよ。」 ヒナギク 「どうしてなの?」 美希 「その方がハヤ太君がヒナの家に住まわして貰ってることにも説明が行くだろ。」 ハヤテ 「考えてみれば………そう…ですね。」 ヒナギク 「美希の言うとおりね。」 理沙 「そうだろヒナにハヤ太君。三千院家が再び建つには張るぐらいってマリアさんが言ってたでないか。」 泉 「そうだよヒナちゃんにハヤ太君。」 ハヤテ 「そうですね。」 ヒナギク 「そうね。」 こうしてハヤテはヒナギクの執事として、再び執事服を着るのであった。 美希 「じゃあ我々は帰るとするか。」 理沙 「そうだな。」 泉 「ヒナちゃんにハヤ太君、また明日ね♪」 ハヤテ 「ええ。皆さんまた明日学校で。」 ヒナギク 「また明日ね美希達。」 そして、美希達は帰っていた。この日の来客は美希、理沙、泉だけであった。
バイトを終えたハヤテとヒナギクは桂家へ戻っていた。
|
|