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対象スレッド 件名: Re: 風の執事と桜の会長
名前: ハヤヒナ
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Re: 風の執事と桜の会長
日時: 2013/02/26 13:08
名前: ハヤヒナ

50話 「時間」

ヒナギク 「御母さん、御父さんに相談しないと。」
ヒナママ 「大丈夫よ。電話したら綾崎君だったらOKだって言っていたから♪」
ナギ   「なら決定だな。ヒナギクもいいよな。」
ヒナギク 「………いいわ。」
マリア  「ハヤテ君もいいですね。」
ハヤテ  「………ええ。」
こうして、ハヤテは明日から桂家へ住むことになった。
ナギ   「ハヤテ、残りの一割の借金は、白皇の行事とかで返すつもりなんだろ?」
ハヤテ  「ええ。そう考えています。」
美希   「その必要はないぞハヤ太君。」
ハヤテ  「どうしてですか。」
マリア  「白皇学院から見舞金五千万程が届いたんですよ。」
ハヤテ  「五千万ですか!!?」
ナギ   「だから残りの千五百万はそれで返してくればいいからな。」
ハヤテ  「残りの三千五百万はどうするんですか。」
マリア  「ハヤテ君の物ですよ。将来とかに役立って下さい。」
ハヤテ  「……分かりました。」
この後、千桜、愛歌、歩、一樹、咲夜、伊澄、ワタル、サキもお見舞いに来てくれて楽しく話した。
そして、二時間後。ナギ達は帰っていた。





ヒナギク 「ハヤテ君、良かったわね。借金がなくなって。」
ハヤテ  「ええ。白皇学院から見舞金5千万が出たのは驚きましたが。」
ヒナギク 「本当に借金がなくなって良かったわね。」
ハヤテ  「ええ。それよりもヒナギクさん、明日からは宜しくお願いしますね。」
ヒナギク 「そ、そうね。ハヤテ君、明日からウチに住むのね。」
ハヤテ  「ええ。」
ヒナギク 「此方こそ宜しくねハヤテ君。」
ハヤテ  「宜しくお願いしますねヒナギクさん。」
ヒナギク 「うん。」


ハヤテ  (明日からヒナギクさんの家に住むのか。緊張するな。
      ヒナギクさんと一緒にいる時間が長くなるってことになるけど……。
      告白した置けど告白しづらいからな。)


ヒナギク (明日からハヤテ君が一緒に住むのよね。緊張しちゃうわ。
      ハヤテ君と一緒にいる時間が長くなるのは嬉しいけど……。
      告白したいけど告白しづらいわね。)


ハヤテもヒナギクも告白支度しても告白しづらいでいた。
お互いにお互いが好きであるが、ハヤテもヒナギクも同じ痛みがある。
それは、親に借金を押し付けられ、その親がいなくなったことである。
それが昨日、最悪な状況で再会した。三千院家を爆破した犯人として。
その親に捨て駒にしか思われてなく、しまいには伸でもいい存在にしか思われていなかったからである。
そのことがあったせいか、告白したくても出来ない状況でいるのであった。
明るく見せるハヤテとヒナギクであったが、実際はそうではなかったのであった。
ハヤテ  「ヒナギクさん、お嬢様達が持って来てくれたトランプでもやりませんか?」
ヒナギク 「そうね。トランプでもして遊びましょハヤテ君。」
ハヤテとヒナギクはナギ達が持ってきたトランプで遊び始めた。