Re: 風の執事と桜の会長 |
- 日時: 2013/01/10 16:10
- 名前: ハヤヒナ
- 04話 「頼みごと」
ハヤテ 「それでお嬢様。いつ旅立つんですか?」 ナギ 「明日の終業式が終わって1週間後だ。」 泉 「一人で行くのかな?」 ナギ 「そんな訳ないだろ。マリアとペットのタマも一緒だ。 役には立たないがクラウスも一緒だ。」 すると、クラウスが天井から現れた。 クラウス 「ちょっとお嬢様、この私目が役に………、」 ナギ 「後、シラヌイは置いて行くつもりだ。」 クラウスは無視された。 ヒナギク 「それでナギ、いつコッチに帰ってくるのかしら?」 ナギ 「大体五年だったよなマリア。」 マリア 「そうですよナギ。」 ハヤテ 「五年ってお嬢様、僕はどうすればいいんですか?」 ナギ 「ハヤテ、お前は此処に住めばいい。残り一年白皇に通い卒業した後でもな。 卒業した後は此処を出て、別の所に住んでも釜構わないからな。」 ハヤテ 「でもお嬢様。卒業した後はどうすればいいんですか?」 ナギ 「それはだなハヤテ。大学に行くなら行ってもいいし、就職するならしてもいいし。 SPたちにこの屋敷とハヤテのことは頼んであるから安心するがいい。」 ハヤテ 「分かりましたお嬢様。」 ナギ 「それとヒナギク達に来てもらったのはこの話もあったが、頼みたいことがあるからなんだ。」 千桜 「頼みごとですか。」 理沙 「それって何の頼みごとなんだナギ君。」 ナギ 「さっきも言ったとおり、ハヤテは普通の高校生活を送れてないだろ。 それでお前達に高校生活はどういうものかをハヤテに教えてやってほしいんだ。」 ハヤテ 「え!!?」 ハヤテは驚いた。 ヒナギク 「わ、私達がハヤテ君に教えるの?」 ナギ 「ああ。お前達しか頼めないからな。いいかお前ら。」 愛歌 「いいですよ。」 千桜 「私も。」 美希 「そう言うことなら任せたまえ。」 理沙 「我々がハヤ太君に普通の高校生活とやら教えてやろう。」 泉 「バッチリ教えるから。ね、ヒナちゃん。」 ヒナギク 「う、うん。ナギ、わ、私達に任せて。」 ナギ 「そうか。頼むぞお前ら。という訳でハヤテ、ヒナギク達に普通の高校生活とやらを教えてもらうんだ。」 ハヤテ 「はぁ。」 ナギ 「何だハヤテ。ヒナギク達に教えてもらうのは嫌なのか?」 ハヤテ 「そんなことないですよ。ヒナギクさん(達)に襲えてもらうなんて嬉しいですよ。」 ナギ 「そうだろ。一先ずコレで話は終わりだ。紅茶でも飲んでゆっくりしてくれ。」
ハヤテ、ヒナギク、千桜、愛歌が紅茶を飲んでいる中、ナギは美希、理沙、泉を隣の部屋に呼び出した。 ナギ 「お前達にはもう一つ頼みがあるんだ。」 美希 「それって、ヒナとハヤ太君のことか。」 ナギ 「ああ。ヒナギクがハヤテを好きなのは知っているよな。」 理沙 「勿論知っているさ。」 泉 「ヒナちゃん、ハヤ太君と話しているとき、恥ずかしそうにしながらも嬉しそうにしているよ。」 ナギ 「そうだろ。そして、恐らくハヤテもヒナギクを意識しているのは間違いないからな。」 美希 「そうだな。ハヤ太君も我々と話すよりもヒナと話しているときと様子が違っているからな。」 理沙 「ハヤ太君もヒナの事が好きなのは間違いないからな。」 泉 「相思相愛だね。」 ナギ 「そうだろ。それで頼みというのが…、」 美希 「ヒナとハヤ太君をくっつけることだなナギ君。」 ナギ 「ああ。頼めるか。」 美希 「勿論だ。」 理沙 「我々に」 泉 「任せるのだ。」 ナギ 「そうか頼んだぞ。話も終わったし、ハヤテ達の所へ戻るとしよう。」 話を終え、ハヤテ達がいる応接室に戻った。そして、ヒナギク達は帰っていた。
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