Re: 風の執事と桜の会長 |
- 日時: 2013/02/24 11:03
- 名前: ハヤヒナ
- 46話 「思う気持ち」
マリア 「ナギ、私達はどうします?屋敷は跡形もなくなくなっていますから…。」 ナギ 「そうだな。ハヤテとヒナギクが退院するまで何処に泊まるかだな。」 伊澄 「ナギ、私のところはどう?」 ナギ 「いいのか伊澄?」 伊澄 「いいわ。」 ナギ 「じゃあマリア、三日間じゃ伊澄の所へお世話になるとするぞ。」 マリア 「そうですね。」 美希 「ヒナとハヤ太君が退院したら、フランスへ戻るのか?」 ナギ 「ああ。その予定だ。」 理沙 「じゃあハヤ太君は退院したら、何処に住むんだ?」 ナギ 「そうか。屋敷がなくなったから、ハヤテの住む所なくなったんだよな。」 マリア 「そう言えばハヤテ君、親戚もいないと言ったことがありましたわ。」 咲夜 「じゃあハヤテ半の住む所はどうすればいいんや?」 ナギ 「誰かの家に住まわせてもらうしかないな。」 千桜 「私達の誰かの家にですか?」 ナギ 「そうしかないだろ。」 愛歌 「そうかもしれませんね。」 歩 「でも誰の家にハヤテ君を住まわせるのかな?」 ナギ 「そうだな。やはり此処はヒナギク達の誰かしかないな。」 美希 「そうだな。誰にするとしても泉の所は駄目だな。」 泉 「そうだね。虎鉄君がいるから駄目だよ♪」 理沙 「私のところもパスだな。ハヤ太君、酷い目に会ったからな。」 ナギ 「確か、ことりを助けようとしただけなのに賽銭泥棒と間違われたんだよな。」 理沙 「ああ。地下牢に入っていたハヤ太君を見て驚いたぞ。」 マリア 「それなら、その家の方もハヤテ君と面識があるほうがいいですね。」 ナギ 「そうだな。花微野親はハヤテとあったことがないよな。」 美希 「ああ。写真なら見たことはあるが。」 ナギ 「千桜と愛歌もないよな。」 千桜 「ええ。ありませんわ。」 愛歌 「私も同じですわ。」 ナギ 「と言うことは、ヒナギクしかいないことになるよな。」 美希 「ヒナの所なら大丈夫と思うんじゃないか。」 理沙 「ヒナの御母さんもハヤ太君のことよく知ってるみたいだし。」 ナギ 「取り合えず、明日お見舞いに来たときに聞いてみるとするか。」 マリア 「そうですね。」 ワタル 「じゃあ俺達も帰るとするかサキ。」 サキ 「そうですね。」 歩 「一樹、帰るわよ。」 一樹 「う、うん。」 ナギ達は帰っていた。
ハヤテ 「……………………………。」 ヒナギク 「……………………………。」 ハヤテ 「……………………………。」 ヒナギク 「……………………………。」 ナギ達が帰って一時間してもまだ落ち込んでいた。 雪路 「ヒナと綾崎君、大丈夫かな。」 ヒナママ 「きっと大丈夫よ由紀ちゃん。私達ももう少ししたら帰りましょ。」 ハヤテ 「……………………………。」 ヒナギク 「……………………………。」 ハヤテ 「……………………………。」 ヒナギク 「……………………………。」 さらに一時間が経って、ヒナママと雪路は帰っていたが、 ハヤテ 「……………………………。」 ヒナギク 「……………………………。」 ハヤテ 「……………………………。」 ヒナギク 「……………………………。」 未だに暗い表情のハヤテとヒナギクであった。
|
|