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対象スレッド 件名: Re: 風の執事と桜の会長
名前: ハヤヒナ
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Re: 風の執事と桜の会長
日時: 2013/02/23 10:46
名前: ハヤヒナ

44話 「受け入れる真実」

美希   「ヒナにハヤ太君、何故気を失っていたかか覚えているか?」
ハヤテ  「ええ。信じたくありませんが覚えていますよ…………。」
ヒナギク 「私も覚えているわ。信じたくないけど…………。」
「「「「「「……………………………………。」
美希達は沈黙した。
其処へ、ヒナママと雪路がやって来た。
ヒナママ 「ヒナちゃんに綾崎君、目を覚ましたのね。」
雪路   「心配したわよ。」
ヒナギク 「御母さんにお姉ちゃん!」
ハヤテ  「御母様に桂先生!」
ヒナママ 「ヒナちゃんや綾崎君が気を失った時は心配したわよ。」
ヒナギク 「心配掛けてゴメンね御母さん。」
ハヤテ  「心配掛けてすいませんでした。」
雪路   「それよりゴメンね綾崎君。私とヒナの本当の親が綾崎君を殺そうとして…。」
ハヤテ  「別に良いですよ。僕も自分の親に殺されそうになりましたから。」
ヒナギク 「本当にゴメンねハヤテ君。」
ハヤテ  「すんだことはもう良いですよ。ショックですけど。」
ヒナママ 「それより綾崎君は知っていたの?私がヒナちゃんや由紀ちゃんの本当の親ではないことを。」
ハヤテ  「ええ。ヒナギクさんが誕生日のときに教えてくれました。」
ヒナギク 「同じ痛みを抱えたハヤテ君なら、分かってくれると思って話したのよ。」
美希   「(成る程。このときか。)」
理沙   「(ヒナがハヤ太君のことを)」
泉    「(好きって自覚したんだね。)」
歩    「(前から分かっていたけど)」
千桜   「(無理だったんですね。)」
愛歌   「(人を好きになるのが怖かったんですわ。)」
美希達は心の中で呟いた。
ヒナママ 「それで綾崎君に話したのね。」
ヒナギク 「うん……。」





一方、フランスから戻ってきたナギとマリアは三千院家跡地に辿り着いた。
ナギ   「これは屋敷が跡形もなくなくなっているな………マリア。」
マリア  「そうですね………。」
すると、
伊澄   「ナギ、戻ってきたのね。」
ナギ   「伊澄か。SPから連絡があってな戻ってきたんだ。」
一樹   「お久しぶりですナギさん。」
咲夜   「マリアさんも元気そうやな…。」
マリア  「あ、はい。ハヤテクンとヒナギクさんは病院ですか。」
サキ   「ええ。会長さんの御母さんとお姉さんも病院にいますよ。」
ナギ   「花微達も病院にいるのか。」
ワタル  「ああ。あいつら、ハヤテと会長が目を覚ますの待っているぜ。」
ナギ   「そうか。じゃあ私達も病院へ向かうとするか。」
マリア  「そうですね。咲夜さん達も行くんですよね。」
咲夜   「そうや。ウチらも行こうとしてたところや。」
ワタル  「俺達も心配だからな。ハヤテと会長のことが。」
ナギ   「なら病院に向けて出発だ。」
伊澄   「そうね。」
ナギ達は病院に向けて出発した。