Re: 風の執事と桜の会長 |
- 日時: 2013/01/10 10:49
- 名前: ハヤヒナ
- 03話 「ナギの告白」
ハヤテ達は三千院家へ辿り着いた。 マリア 「お帰りなさいハヤテ君。ヒナギクさん達もいらしゃい。」 ハヤテ 「ただいま帰りました。マリアさん、お嬢様は?」 マリア 「ナギは応接室にいますよ。」 ハヤテ 「分かりました。」 マリア 「後で紅茶をもって行きますので、ナギの話を聞いてください。」
そして、ハヤテ達は応接室にやって来た。 ハヤテ 「お嬢様、ヒナギクさん達を連れてきました。」 ナギ 『そうか。入れ。』 ハヤテ達は応接室へ入っていた。 ナギ 「おお。ヒナギク達来たか。」 ヒナギク 「ナギ、私達に何のようなの?」 美希 「何のようなんだナギ君。」 ナギ 「話すから一先ず座ってくれ。ハヤテ、お前も座ってくれ。」 ナギの言うとおり、ハヤテ達はソファーに座った。 愛歌 「私達に何のようなんですか?」 すると、ナギは語りだした。 ナギ 「実はな私は来月からフランスへ留学することになったんだ。」 「「「「「「「!!!!!!!」」」」」」」 ハヤテ達は驚いた。 泉 「ナギちゃん、留学するの!!?」 千桜 「本当なんですか?」 ナギ 「ああ。本当だ。」 ハヤテ 「聞いていませんよお嬢様。」 ナギ 「当たり前だ。」 と話した所でマリアがやって来た。 マリア 「ナギの言う事は本当ですよ皆さん。」 ハヤテ 「でもマリアさん。どう言うことなんですか。」 マリア 「実は前から決まっていた事なんですよ。」 ヒナギク 「前からなの?」 ナギ 「ああ。始めはハヤテも連れて行く予定だったが、それは辞めたんだ。」 理沙 「どうしてなんだ?」 ナギ 「それはだな。お前達も知っている通り、ハヤテが普通の生活を送っているのは知っているな。」 ヒナギク 「知っているわ。」 ナギ 「そうだろハヤテ。」 ハヤテ 「ええ。働かない親の為に、年齢を偽ってバイトをしていましたから。 休みの日も返上してバイトをしていました。」 知っていたが改めてハヤテの過去を知るヒナギク達。 ナギ 「そして、私の執事になってからも、執事として苦労しているからな。」 千桜 「そうですね。綾崎君、三千院さんの為に頑張っていますね。」 ナギ 「ああ。私と出会う前でも出会った後でも苦労して、普通の高校生活を送られていないからな。」 ハヤテ 「それですか?」 ナギ 「ああ。ハヤテに普通の高校生活を送ってもらいたくてな。」 マリア 「そう言う訳なんですよハヤテ君に皆さん。」 ナギはハヤテ達に留学の事を話し終えた。
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