Re: 風の執事と桜の会長 |
- 日時: 2013/01/09 15:31
- 名前: ハヤヒナ
- 01話 「ハヤテと生徒会メンバー」
明日は三学期終業式。ヒナギク達生徒会メンバーは生徒会室で仕事をやり終えていた。 ヒナギク 「いよいよ明日で三学期も終わりね。」 愛歌 「色々ありましたね。」 千桜 「本当にそうですね。」 美希 「本当にそうだな。」 理沙 「ああ。」 泉 「そうだね〜〜♪」 と、其処へエレベーターの動く音がし、ドアをノックする音がした。 ハヤテ 「失礼します。」 やってきたのはハヤテだった。 ヒナギク 「ハ、ハヤテ君…!」 ハヤテがやって来たことにより、ヒナギクは顔を赤めた。 千桜 「どうしたんですか?綾崎君。」 ハヤテ 「先生に書類を生徒会室へ持っていくように頼まれまして。」 美希 「そうか。いつもすまんなハヤ太君。」 ハヤテ 「それとヒナギクさん達にお嬢様から伝言を頼まれて伝えに来たんです。」 泉 「そう言えばナギちゃん、今日はお休みしてたね〜。」 ハヤテ 「ええ。」 愛歌 「それで綾崎君、伝言って何ですか?」 理沙 「一体、どんな内容なんだ?」 ハヤテ 「それはですね。皆さん、これから時間は空いてますか。」 ヒナギク 「空いてるわよ。」 美希 「私も空いているぞハヤ太君。」 理沙 「私もだ。」 泉 「私も〜〜。」 愛歌 「私も空いていますよ。」 千桜 「私も。」 ハヤテ 「実はですね今朝、お嬢様が………、」 ハヤテは今朝のことをヒナギク達に話し始めた。
ナギ 「ハヤテ、今日は休むから一人で行ってくれ。」 ハヤテ 「またですか。」 ナギ 「今日は大事な事があるから休むだけだ。」 マリア 「本当なので、ナギの言うとおりにして下さい。」 ハヤテ 「そうですか。では、行ってきますね。」 ナギ 「待ってくれないかハヤテ。」 ハヤテ 「何ですかお嬢様。」 ナギ 「ヒナギク達生徒会メンバーに放課後、用事がなかったら屋敷へ来るように伝えてくれ。」 ハヤテ 「放課後にですか?お嬢様。」 ナギ 「ウム。そうだハヤテ。」 ハヤテ 「分かりましたお嬢様。ヒナギクさん達に伝えておきますね。」 ナギ 「頼んだぞハヤテ。」 ハヤテ 「では行ってきますね。」 マリア 「いってらしゃいハヤテ君。」
ハヤテ 「………と言うことなんです。」 ヒナギク 「つまりナギは、私達に話したいことがあるのね。」 ハヤテ 「ええ。」 美希 「どう言う内容なんだハヤ太君。」 ハヤテ 「それが僕にも秘密なんですよ。」 愛歌 「執事である綾崎君にもですか。」 ハヤテ 「ええ。お嬢様が『ハヤテ、お前も秘密だからな。ヒナギク達と一緒に教えてやる』と言っていましたから。」 理沙 「よっぽど重要なことらしいな。」 ハヤテ 「そうですね。」 ヒナギク 「それならそろそろ生きましょ。ナギを待たせたら悪いから。」 千桜 「そうですね。」 泉 「ナギちゃんの所へ行こう♪」 ハヤテはヒナギク、美希、理沙、泉、千桜、愛歌ともに白皇学院を後にした。
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