Re: 風の執事と桜の会長 |
- 日時: 2013/01/15 10:52
- 名前: ハヤヒナ
- 09話 「バイトと友達」
そして、土曜日。ハヤテとヒナギク、歩はバイトをしていた。 歩 「三人でバイトをするのも久しぶりですね。」 ヒナギク 「そうね。久しぶりね。」 ハヤテ 「そうですね。久しぶりですね。」 歩 「そう言えばこの間はハヤテ君とヒナさん、二人でバイトをしてたんですよね。」 ハヤテ 「ええ。」 ヒナギク 「そうよ。」 歩 「何か面白いことでもありましたか。」 ハヤテ 「別にありませんでしたよ。」 ヒナギク 「なかったわよ。」 歩 「そうですよね。面白いことなんて滅多にありませんよね。」 ハヤテ 「そうですよ。」 ヒナギク 「滅多にないわよ。」 客が全く来ないなか、ハヤテとヒナギク、歩は話していた。
30分が経過した。 ハヤテ 「それにしてもお客さん、なかなか来ないですね。」 ヒナギク 「そうね。暇よね。」 歩 「そうですね。」 ハヤテ 「それにしても此処でバイトをしてるのて、僕達しか見かけませんが。」 歩 「ハヤテ君の言うとおり見かけませんね。」 ヒナギク 「此処はあんまりお客が来ないから、バイトする人が私達三人しかいないみたいよ。」 ハヤテ 「そうなんですか。」 ヒナギク 「そうよ。」 喫茶どんぐりで現在バイトをしているのは、綾崎ハヤテ、桂ヒナギク、西沢歩の三人だけである。
歩 「そう言えばハヤテ君、寂しくないのかな。一人であの広い屋敷に住んで。」 ハヤテ 「大丈夫ですね。小さい頃から一人で居るのは慣れていますから。」 ヒナギク 「ハヤテ君って、小さい頃から大変だったのね。」 ハヤテ 「ええ。一人で居るのは平気ですから。」 ヒナギク 「平気と言っても寂しくなることがあるでしょ。」 ハヤテ 「ええ。でも大丈夫ですよ。ヒナギクさん達とお友達になれましたから。」 ヒナギク 「そ、そう。私も、…嬉しいわ。ハヤテ君とお友達に慣れて。」 歩 「私もハヤテ君とお友達に慣れて嬉しいよ。」 ハヤテは改めて、お友達という事に感謝した。
実際、お友達と言っても男友達は少なく、女友達が多い。 男友達は、前の高校のクラスメートの宗谷にナギの幼馴染のワタルだけである。後、歩の弟の一樹も。 女友達は、ヒナギク、美希、理沙、泉、千桜、愛歌、伊澄、咲夜、歩と美少女ばかりである。
その後もお客は来ないまま、今日のバイトを終えたハヤテ、ヒナギク、歩であった。
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