Re: 風と桜 想うメモリー |
- 日時: 2012/12/27 10:09
- 名前: ハヤヒナ
- アフター・シリーズ 7話 「風と桜の2度目のクリスマス(後編)」
去年のクリスマスに改めて告白したハヤテとヒナギクに奇跡が起こった。
それは、お互いに抱き締め合いキスした瞬間、雪が降り始めたのだった。
ホワイトクリスマスとなったのであった。
そして、今年は………。
ハヤテ 「去年のクリスマスイブは、ホワイトクリスマスになりましたよね。」
ヒナギク 「そうだったわね。そして、今年もなったわね。」
ハヤテ 「ええ。」
ヒナギク 「ホワイトクリスマスに。」
去年同様、今年もホワイトクリスマスとなったのであった。
ハヤテ 「そろそろ出発しますか。」
ヒナギク 「そうね。」
ベンチに寄せ合いながら座っていたハヤテとヒナギクは歩き始めた。
帽子、マフラー、手袋をした。どれも自分の髪の色と同じで合った。
そして、ハヤテとヒナギクは、手を繋いで歩き始めた。
ヒナギク 「手袋をしていても、ハヤテクンの手の温かさが伝わってくるね。」
ハヤテ 「そうですか?」
ヒナギク 「うん♪」
ハヤテ 「コッチもヒナギクさんの手の温もりが伝わってきますよ。」
と、ハヤテもヒナギクも顔を真っ赤にしていた。
そして、ハヤテとヒナギクは商店街に何故かあえう巨大観覧車に乗った。
ハヤテとヒナギクが乗ったゴンドラが真上に到着した瞬間、
ハヤテ 「ヒナギクさん………。」
ヒナギク 「ハヤテ君………。」
ハヤテとヒナギクは向かい合い抱きあった。ハヤテはヒナギクの腰に、ヒナギクはハヤテの首に手を回した。
そして、顔を近づけ、唇を近づけ、キスをした。
その瞬間だけ、雪が強くなった事をハヤテとヒナギクは知らない。
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