Re: 風と桜 想うメモリー |
- 日時: 2012/12/27 09:42
- 名前: ハヤヒナ
- アフター・シリーズ 6話 「風と桜の2度目のクリスマス(前編)」
2学期も終わり、冬休みを迎えた。今日はクリスマス・イブである。
ハヤテとヒナギクは、デートしていた。
ヒナギク 「ハヤテ君、私達が付き合い始めて、2回目のクリスマスね。」
ハヤテ 「そうですね。あの時は大変でしたね。」
ヒナギク 「本当にそうよね。でもいい思い出よね。」
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現在の時刻は、午後7時を回ってしまった。
夜という事もあるのか、さっきよりも気温が下がり、格段と冷え始めていた。
ハヤテ 「さっきよりも寒くなりましたね。」
ヒナギク 「そうね。いつ普及するのかしら?」
ハヤテ 「分かりませんね。それよりも僕が支えてあげますので、立って景色を見ませんか?」
ヒナギク 「………うん。じゃあ、ちゃんと私を支えてねハヤテ君。」
そして、ハヤテとヒナギクは立って、景色を見た。
すると、当たる一面、クリスマス一色で染まっていた。
ヒナギク 「綺麗……………。」
ヒナギクは景色を見て感動した。
イルミネーションと月明かりがマッチしていて、輝いていたのだった。
ハヤテ 「ヒナギクさん、分かっていると思いますが、もう一度言ってもいいですか?」
ヒナギク 「うん………。」
ハヤテ 「………僕は、綾崎ハヤテは、カツラヒナギクさん、貴女の事が好きです。 この僕と付き合ってくれませんか?」
ヒナギク 「勿論よ。私もハヤテ君の事が好きだから。」
ハヤテ 「ヒナギクさん………。」
ヒナギク 「ハヤテ君………。」
ハヤテとヒナギクは向かい合い抱きあった。ハヤテはヒナギクの腰に、ヒナギクはハヤテの首に手を回した。
そして、顔を近づけ、唇を近づけ、キスをした。
その瞬間、月明かりが二人を包み込み、さらに雪が降り始めた。
ハヤテ 「雪ですよヒナギクさん。」
ヒナギク 「ホワイトクリスマスね。」
ハヤテ 「そうですね。ホワイトクリスマスになりましたね。」
キスを終え、ハヤテとヒナギクは、美しいクリスマス一色に染まった夜景を見た。
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と、去年のクリスマスデートの出来事があったのだった。
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