Re: 風と桜 想うメモリー |
- 日時: 2012/12/20 15:02
- 名前: ハヤヒナ
- 64話 「初デート(前編)」
12月11日、土曜日。ハヤテとヒナギクが付き合い始めて1ヶ月である。
ヒナギク 「私達が付き合い始めて、今日で1ヶ月ね。」
ハヤテ 「ええ。しかも今日は初デートですから。」
ヒナギク 「そ、そうよね………。」
ハヤテ 「では、そろそろ店を出ますか。」
ヒナギク 「そうね。出ましょうか。」
食事を終え、店を後にした。
何故かと言うと、ハヤテとヒナギクは初めてのデートをしていた。初デートである。
記念すべき初デートは食事から始まったのである。
ヒナギク 「ねぇハヤテ君。デートの定番は遊園地とかでしょ。」
ハヤテ 「遊園地は別の日に取ってありますから。」
ヒナギク 「別の日って?」
ハヤテ 「12月24日、クリスマスイブですよ。その日、空けていてもらえませんか。」
ヒナギク 「若しかして、デートね。」
ハヤテ 「ええ。駄目でしょうかヒナギクさん。」
ヒナギク 「いいわよ。」
ハヤテ 「有難う御座いますヒナギクさん。」
その頃、三千院家では。
咲夜 「ナギ、借金執事はどうしたんや?」
ナギ 「ハヤテならヒナギクとデートしてるぞ。」
咲夜 「借金執事も初デートとは凄いやんか。」
ナギ 「それで暇つぶしにワタル、ハムスター、一樹とゲームしているんだ。」
ワタル 「態々来てやったのに、暇つぶしが理由かよ。」
歩 「だ・か・ら!ハムスターでないって何回言ったら分かるのかな?」
ナギ 「ああ。それと、ハムスターはハムスターではないか。
一樹 (怒ったナギさんも素敵だな。)
マリア 「ナギ、それに西沢さん達も、紅茶を淹れたので一休みしたらどうですか。」
サキ 「クッキーもありますよ。」
と、三千院家ではこんなやり取りがあった。
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