Re: 風と桜 想うメモリー |
- 日時: 2012/12/20 10:56
- 名前: ハヤヒナ
- 63話 「寒き日々」
12月に入り、東京でも雪が降り始めていた。師走にである。
ハヤテ 「寒いですね。」
ヒナギク 「もう12月だかしね。」
ナギ 「こんな寒い日は来たくないよな。」
美希 「ナギ君の言うとおりだな。」
理沙 「寒いのに態々来たくないよな。」
泉 「そうだよね。コタツに入ってのんびりしたいよね。」
ナギ 「そうだな。暖炉も良いけど、庶民のコタツも良いな。」
美希 「コタツでワイワイ騒ぐとするか。」
理沙 「トランプでもするか。」
泉 「賛成〜〜。」
ナギ、美希、理沙、泉は動画部の部室に入っていた。
ハヤテ 「お嬢様達、行ってしましたね。」
ヒナギク 「そうよね。あの子達、真面目になってくればいいのにね。」
ハヤテ 「ええ。」
ヒナギク 「本当に困ったわね。」
ハヤテとヒナギクは、ため息をついた。
ヒナギク 「それにしても寒いよね。」
ハヤテ 「ええ。寒いですね。そうだヒナギクさん。」
ヒナギク 「何、ハヤテ君。」
ハヤテ 「今度、デートしませんか。」
ヒナギク 「デート!?」
ハヤテ 「ええ。まだデートしていませんから。」
ヒナギク 「そうね。今度、デートしようか。」
ハヤテ 「ええ。」
ヒナギク 「いつにしようか。」
ハヤテ 「そうですね。いつにしましょうか。」
ハヤテとヒナギクは、デートの日を何時にするか決めていた。
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