Re: 風と桜 想うメモリー |
- 日時: 2012/12/06 15:42
- 名前: ハヤヒナ
- 第6話 「ハヤテとヒナギクと歩」
今日は11月3日、文化の日である。祝日でありながらハヤテとヒナギクと歩はバイトをしていた。
歩 「ねぇハヤテ君、今日はナギちゃんどうしたのかな?」
ハヤテ 「お嬢様でしたら、マリアさんと千桜さんとアキバに行っていますよ。」
ヒナギク 「そう言えばハル子、アキバに行くって言っていたわね。」
ハヤテ、ヒナギク、歩むの三人は、喫茶どんぐりでバイトをしていたのであった。
ハヤテ 「それにしても暇ですね。」
ヒナギク 「祝日だから家族連れとかいても良いのに暇よね。」
歩 「そうですね。」
ハヤテ 「だったら休憩して、コーヒーでも飲みませんか。」
ヒナギク 「そうね。コーヒー飲んで一息しましょ。」
ハヤテ 「だったら僕は、奥で何か作ってきますね。」
と、ハヤテは厨房に行った。
ハヤテが厨房に行ったのを確認して、歩がヒナギクに話し始めた。
歩 「ねぇヒナさん、来週はハヤテ君の誕生日ですけど、何あげるか決めました?」
ヒナギク 「歩は決めたの?」
歩 「私はまだですけど、ヒナさんはどうかと思いまして。」
ヒナギク 「私もまだよ。そろそろ決めないとね。」
歩 「そうですね。そろそろ決めないといけませんね。」
とヒナギクがコーヒーを淹れていると、ハヤテがクッキーを作って戻ってきた。
ハヤテ 「ヒナギクさんに西沢さん、何の話をしていたんですか?」
ヒナギク 「秘密よ。ねぇ、歩。」
歩 「そうですよねヒナさん。」
ハヤテ 「そうですか。それにしてもヒナギクさんの淹れたコーヒー美味しいですね。」
ヒナギク 「ハヤテ君、私が淹れたって分かった?」
ハヤテ 「ええ。前に淹れた時のコーヒー、美味しかったですから。」
歩 「ヒナさんって、コーヒー淹れるの上手ですね。」
ヒナギク 「そうなのよ。それにしてもハヤテ君の作ったクッキーも美味しいわね。」
ハヤテ 「本当ですか?」
ヒナギク 「前に貰った時よりも、格段に美味しいわ。」
ハヤテ 「有難う御座いますヒナギクさん。」
歩 「ヒナさんって、前にもハヤテ君にクッキー貰ったんですか。」
ヒナギク 「誕生日の時とかにね。」
歩 「ハヤテ君って、料理とか上手だよね。」
ハヤテ 「ええ、そうですね。」
ヒナギク 「本当に上手よねハヤテ君。」
と、ハヤテ、ヒナギク、歩は話していた。
この後も客は一人も来ずに、今日のバイトは終わったのであった。
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