文章チェックフォーム 前画面に戻る

対象スレッド 件名: Re: 風と桜 想うメモリー
名前: ハヤヒナ
誤字を見つけたら
教えてください

悪戯を防ぐため
管理人の承認後に
作者に伝えます
誤った文字・語句 
          ↓
正しい文字・語句 
【参考】対象となる原文

Re: 風と桜 想うメモリー
日時: 2012/12/17 10:56
名前: ハヤヒナ

50話 「幼き風と桜、涙の別れ」

ヒナギクは綾崎家へ来ていた。

綾崎母   「ヒナちゃん、ウチのハヤテと今まで遊んでくれて有難うね。」

ヒナギク  「私も楽しかったよ。ハヤテクンと出会えて。」

ハヤテ   「ヒナちゃん……。」

桜花ママ  「ハヤテ君も有難うね。ウチのヒナちゃんと今日まで遊んでくれて。」

ハヤテ   「僕も楽しかったですよ。ヒナちゃんと出会えた事が。」

ヒナギク  「ハヤテ君……。」




ハヤテ    「いよいよお別れだねヒナちゃん。」

ヒナギク   「そうね。ねぇハヤテ君……。」

ハヤテ    「何かなヒナちゃん。」

ヒナギク   「私達、もう会えないのかな?」

ハヤテ    「大丈夫だよヒナちゃん。」

ヒナギク   「本当に!?」

ハヤテ    「うん。今は分かれてしまうけど、また何処かで会えるよ、」

ヒナギク   「そうね。」

ハヤテ    「今すぐではないけど、お互いに信じていれば、絶対に会えるよ。」

ヒナギク   「信じていれば………、絶対に会えるよね。」

ハヤテ    「だから僕も信じるから、ヒナちゃんも信じて。」

ヒナギク   「ハヤテ君が信じるんだから、私も信じるよ。お互いに信じていればまた会えるしね。」

ハヤテ    「そうだよヒナちゃん。今すぐは無理かも知れないけど、信じていれ
ば………、」

ヒナギク   「『必ず』会えるからね♪」

ハヤテ    「うん♪『必ず』ね。」

ヒナギク   「信じていれば会えるしね。」

ハヤテとヒナギクは、信じれば会える事を思って、固い握手をした。

そして、

ヒナギク  「ねぇハヤテ君、もしまた会えたら恋人にならない?」

ハヤテ   「恋人に!?」

ヒナギク  「うん。駄目かな?」

ハヤテ   「うん、そうだね♪また会えたら恋人同士になろうヒナちゃん。」

ヒナギク  「絶対になろうねハヤテ君。」

恥ずかしながらも、また会えたら恋人同士になる約束をしたハヤテとヒナギクであった。

そして、引っ越してしまう時間となった。

ハヤテ   「じゃあまたねヒナちゃん。」

ヒナギク  「うん、また会おうねハヤテ君。」

ハヤテ   「じゃあ行くね。」

ヒナギク  「待ってハヤテ君。」

ハヤテ   「何かなヒナちゃん………!?」

とその時、ヒナギクはハヤテの頬に可愛いらしい音を立てて、口付けをした。

ハヤテ   「ヒ、ヒナちゃん!?」

ヒナギク  「また会おうねハヤテ君。」

ハヤテ   「う、うん。また会おうねヒナちゃん。」

こうして、ハヤテはヒナギクと別れて、引っ越していた。また会う約束をして。

そして、また会えたら恋人同士になる約束をして、ハヤテは引っ越していた。