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対象スレッド 件名: Re: 風と桜 想うメモリー
名前: ハヤヒナ
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Re: 風と桜 想うメモリー
日時: 2012/12/06 10:35
名前: ハヤヒナ

第5話 「夢」

ヒナギク  「ハヤテ君♪」

ハヤテ   「ヒナちゃん♪どうしたの?」

ヒナギク  「此処に来たら、ハヤテ君に会えると思ってきて見たの♪

ハヤテ   「そうだったんだ。」

ヒナギク  「そうしてきてみれば、本当にハヤテ君がいて私、嬉しいの♪」

ハヤテ   「ヒナちゃん………。」

ヒナギク  「今日も一緒に遊ばない?」

ハヤテ   「うん、いいよ♪」

ヒナギク  「ハヤテ君、私、嬉しいよ♪♪」

そう言って、ヒナギクはハヤテに抱きついて来た。

ハヤテ   「ヒ、ヒヒ、ヒナちゃん、恥ずかしいよ………。」

ヒナギク  「ゴ、ご免ねハヤテ君。」

ハヤテ   「べ、別にいいよヒナちゃん。それよりも遊ぼうよ♪」

ヒナギク  「そうね。ハヤテ君、遊びましょ♪」





ハヤテ   「また懐かしい夢を見たけど、あの女の子って誰なんだろう?
       (そう言えば、ヒナギクさんに似ている気がするのは何故なんだ?)」

と、ハヤテは疑問に思った。


そして、ヒナギクも同じ事を思っていた。

ヒナギク  「また懐かしい夢を見たわ。でも、あの男の子って誰なのかしら?」
       (それにしても、何故かハヤテ君に似ている気がするわね。)

と、ヒナギクも疑問に思っていた。



ハヤテとヒナギクが似たような……、同じと言ってもいい疑問を持っていた。


当たり前である。ハヤテとヒナギクは、小さい頃に既に出会っていたからである。

ハヤテとヒナギク、二人とも覚えていないが。そんな二人はある思い出の物を持っていた。


その思い出の物がハヤテとヒナギクの記憶を思い出せる事となる。


そうなる事を、ハヤテとヒナギクはまだ知らない。


だがその前に、ハヤテに危機が訪れようとしている。


それによって、ヒナギクとナギが言い争いを始める。クラスの皆が見ている前で。


その事でハヤテとヒナギクの記憶が思い出すことも、まだ知る由もない。


そんなこんなで11月2日を迎えた。ハヤテの誕生日まで、後9日である。