Re: 風と桜 想うメモリー |
- 日時: 2012/12/14 09:32
- 名前: ハヤヒナ
- 35話 「ヒナギクの怒り!」
昨日同様、ハヤテが教室に入った数分後、ヒナギクが教室へ入って来た。
((今日も綾崎君、制服姿なんだ。制服姿の綾崎君、カッコいいな……。))
と、クラスの女子は思っていた。
そして、お昼休み。ハヤテはヒナギクや美希達、伊澄、ワタルと一緒にお昼にしようとした所、ナギがやって来た・
ハヤテとハヤテが執事をクビになった事を知っているヒナギク達8人は勿論、クラス全員は驚いていた。
すると、
ナギ 「ヒナギクにお前ら、そんな嘘吐きのハヤテと話す必要はない!」
ヒナギク 「!!!!!」
その言葉にヒナギクは、ナギの所に歩み寄った。
ヒナギク 「ナギ、それはどう言う事よ!!」
ナギ 「どう意味も何もあるか!私が初めてハヤテと出会った時、 ハヤテが言った言葉は、私は愛の告白と思ったんだ! それなのにハヤテは、あの馬鹿ハヤテは私を誘拐をしようとして言ったんだ。 だからクビにしてやったんだ!あんな大嘘付き野郎の馬鹿ハヤテはな!」
その言葉に、ハヤテは落ち込んでしまった。
ワタル 「おいナギ。それでも借金執事はお前を守ってくれてたんだろう!」
伊澄 「そうよナギ。ハヤテ様はナギを守ってくれていたのよ。」
ナギ 「ああ、確かにな。だが嘘吐きって分かっていたなら、守ってくれる必要はなかったがな!!」
千桜 「三千院さん、それは言い過ぎですよ。」
愛歌 「そうですよ。綾崎君が可愛そうですよ。」
千桜と愛歌が伊澄とワタルに続いて、ナギに言うが、
ナギ 「可愛そうもクソもあるか。あんな大嘘付き野郎はのたれ死ねばいいんだ!!」
と言った瞬間、ヒナギクは怒りと悲しみを込めて、さらにナギに歩み寄った。
そして、パシィィィィィィィーーーーーーーンと、乾いた音が教室に響き渡った。
「「「「「「「「!!!!!!!!」」」」」」」」
ハヤテや美希達は勿論、クラス全員は突然の事に驚いた。
ヒナギクがナギを手のひらでナギの頬を叩いたからであった。怒りと悲しみを込めながら。
ヒナギク 「いい加減にしなさい!!!」
ヒナギクは弾けさそうな声を、ナギに叩き付けた。
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