Re: 風と桜 想うメモリー |
- 日時: 2012/12/12 15:03
- 名前: ハヤヒナ
- 25話 「ヒナギクのお泊り(中編)」
ハヤテはヒナギクを連れて、家へと帰ってきた。
綾崎母 「いらっしゃいヒナギクちゃん。」
ヒナギク 「今日はお世話になります。」
綾崎母 「自分の家へと思って、ゆっくりしてね。」
ヒナギク 「はい。」
ハヤテ 「じゃあヒナちゃん、僕の部屋に行こう。」
ヒナギク 「うん。」
ハヤテはヒナギクを、自分の部屋へと連れていた。
ヒナギク 「此処がハヤテ君の部屋なんだね。」
ハヤテ 「うん、そうだよ。引越しするから荷物は片付けているから少ないけど。」
ヒナギク 「本当に引越しするの………?」
ハヤテ 「………うん。」
ヒナギク 「やっぱり寂しくなるよ……。」
ハヤテ 「僕もだよヒナちゃん。でも僕が引っ越していくまで、ヒナちゃんには笑顔でいて欲しいんだよ。」
ヒナギク 「笑顔?」
ハヤテ 「可愛いヒナちゃんには笑顔が似合っているからね。」
ヒナギク 「本当………!?」
ハヤテ 「うん。」
ヒナギク 「……私、嬉しいよ……。」
ハヤテの満円の笑顔にヒナギクは、顔を紅く染めた。
其処へ、綾崎母がおやつを持ってやって来た。
綾崎母 「ヒナちゃん、ウチのハヤテと一緒に遊んで楽しいかしら?」
ヒナギク 「楽しいです。」
綾崎母 「私達が引越ししていく間、ウチのハヤテと仲良く遊んでいてね。」
ヒナギク 「はい。」
飛び切りの笑顔でヒナギクは返事をした。
ハヤテ 「そうだ。お母さん、ちょっといいかな。」
綾崎母 「どうしたのハヤテ?」
ハヤテは桜花家での出来事を話した。
ヒナギク 「ハヤテ君のお母さん、いいかな?」
綾崎母 「いいわよ。その代わり、迷惑をかけたら駄目よハヤテ。」
ハヤテ 「分かっているよお母さん。」
こうして、ハヤテは明日、桜花家へお泊りすることになった。
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