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対象スレッド 件名: Re: 風と桜 想うメモリー
名前: ハヤヒナ
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Re: 風と桜 想うメモリー
日時: 2012/12/12 09:19
名前: ハヤヒナ

21話 「誤解とクビ」

11月9日、火曜日。蚊や手の誕生日まで明後日となった。

学校が終わり、ハヤテとナギは屋敷へ帰り、ゲームをしていた。

ナギ    「なあハヤテ?」

ハヤテ   「何ですかお嬢様。」

ナギ    「私とハヤテは恋人同士になって、来月で1年だな。」

と言った事で、ハヤテは言い返した。

ハヤテ   「恋人同士って何の事ですか?」

ナギ    「何言っているのだ?去年のクリスマスに初めて会った時に言っていたではないか。」

とそこへ、マリアがやって来た。

マリア   「待ってくださいナギ。実はですね………、」

マリアはナギに本当のことを話し始めた。

ナギ    「本当なのかハヤテ。」

ハヤテ   「ええ…。」

ハヤテは元気なさそうに答えた。

ナギ    「そうか……。私は……、嘘吐きの男を執事として雇っていたのか……。」

ハヤテ   「お嬢様………。」

ナギ    「クビだ!」

「「え!!」」

ハヤテとマリアは驚いた。

ナギ    「お前のような嘘吐きはクビダと言っているのだ!!さっさと出てゆかんか!!」

ハヤテ   「………分かりました。」

頭を下げ、ハヤテは部屋を出た。

そして、ハヤテは荷物をまとめて屋敷を出ようとしたら、マリアに引き止められた。

マリア   「御免なさいねハヤテ君。」

ハヤテ   「……別にいいですよ。」

マリア   「白皇学院にはちゃんと言ってくださいね。学費や携帯のお金、払ってあげますから。」

ハヤテ   「有難う御座いますマリアさん。」

マリア   「直ぐには無理かもしれませんが、ナギを説得しますので…。」

ハヤテ   「…分かりました。では、失礼しますね。今まで有難う御座いました。」

と、ハヤテはもう一度頭を下げ、屋敷を後にした。