Re: 風と桜 想うメモリー |
- 日時: 2012/12/11 17:58
- 名前: ハヤヒナ
- 20話 「桜が思う恋」
11月8日、月曜日。ハヤテの誕生日まで後3日になった。
ヒナギクは、自分の誕生日の出来事を振り返った。
『この風景は初めて会った時、ヒナギクさんが僕に見せてくれたものなんですよ。』
『理由はあったかもしれないし なかったのかもしれません』
『人から見るとずいぶん不幸に見えるかもしれませんし 心に深い傷もあるのかもしれません』
『でも…今いる場所は… それほど悪くはないでしょ?』
ハヤテ君と一緒にテラスからの夜景を見て、素晴らしい夜景の景色の美しさに感動した私に、ハヤテ君が言ってくれた言葉。
この言葉で私はハヤテ君が好きなのとやっと気づいた。本当は前から分かっていたけど。
ヒナギク 「…………自分の誕生日の時に、やっとハヤテ君が好きな事に気づいたのよね私。」
自分の誕生日にようやくハヤテの事が好きと気づいたヒナギク。
ヒナギク 「プレゼント、何にしようかな。」
未だに明々後日のハヤテの誕生日プレゼントを何にするか悩んでいた。
その頃、ハヤテは屋敷で掃除をしながらあることを思っていた。
ハヤテ 「(ヒナギクさん、誕生日に何をくれるのだろう?)」
と、ヒナギクが自分の誕生日に何をくれるかを考えていた。
美希 「ハヤ太君の誕生びプレゼント決めたか?」
理沙 「ああ。」
泉 「私も〜♪」
千桜 「決めましたわ。」
愛歌 「私もですわ。」
と、美希、理沙、泉、千桜、愛歌の5人はハヤテの誕生日に付いて話し合っていった。
そして、明日にある事件が起きてしまう事を誰もこの時は、知る由なかった。
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