Re: 風と桜 想うメモリー |
- 日時: 2012/12/10 10:40
- 名前: ハヤヒナ
- 15話 「それぞれの日曜日」
11月7日、日曜日。
ナギ 「ハヤテ、ワタル、伊澄。ゲームの続きに付き合え。」
ワタル 「またかよナギ。」
伊澄 「いいですよ。」
ハヤテ 「分かりましたお嬢様。」
屋敷へ来ていたワタルと伊澄とともにハヤテは、ナギのゲームの相手をするのであった。
サキ 「相変わらずナギさんは元気がいいですね。」
マリア 「ゲームをやっている時や、漫画を描いたり読んだり、アニメを見ているときだけですわ。」
と、二人のメイドが見ていた。
歩 「……何にしようかな。」
一樹 「姉ちゃん、何しているの?」
歩 「ハヤテ君の誕生日プレゼント何するかを決めているの。」
と、西沢家でこんなやり取りがあった。
咲夜 「ナギから聞いたやけど、今度の木曜日は借金執事の誕生日みたいやな。」
千桜 「綾崎君の誕生日ですか。」
愛歌 「では私達も何かプレゼントしますか。」
千桜 「そうですね。綾崎君には役員でもないのに、仕事を手伝ってくれていますから。」
愛歌 「そうですね。咲夜さんも何か上げるんですか?」
咲夜 「そうやな。ハリセンでもあげるとするか。」
と、千桜、愛歌、咲夜は話し合っていた。
ヒナギクは買い物をしていると、美希達と出会った。
泉 「ヒナちゃん、何をしているの♪」
ヒナギク 「ハヤテ君の誕生日プレゼントを買いにね。」
美希 「そうか。今度の木曜日だったなハヤ太君の誕生日は。」
ヒナギク 「そうよ。だからこうして、プレゼントを何するか決めているの。」
理沙 「我々もあげるとするか。」
泉 「そうだね〜〜。」
美希 「折角だから、ハヤ太君の誕生日パーティーでも開くか。」
理沙 「それいい考えだな。」
ヒナギク 「何か企んでいるんじゃないわね。」
美希 「勿論だともヒナ。」
理沙 「安心するがいいヒナ。」
泉 「だから安心してヒナちゃん♪」
ヒナギク 「ならいいけど。」
こうして、ハヤテの誕生日パーティーを開く事になった。
だがこの時は知らなかった。ハヤテの誕生日とうじつにある事が起こる事を。
そして、ナギは勿論。ハヤテ、美希、理沙、泉、千桜、愛歌、ワタル、伊澄は驚く事になる。
ヒナギクの行動に。それはナギがしたある事によって。ヒナギクの怒りと涙となって。
そんな事が起こる事も知らず、ハヤテの誕生日まで後4日となった。
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