Re: 風と桜 想うメモリー |
- 日時: 2012/12/10 09:55
- 名前: ハヤヒナ
- 14話 「プレゼントの決意!?」
暫くの間、沈黙ガ続いたが雛菊が先に口を開いた。
ヒナギク 「それにしてもお客さんがなかなか来ないわね。」
ハヤテ 「そうですね。全く来ませんね。」
ヒナギク 「本当に暇ね〜。」
ハヤテ 「そうですね。暇ですからコーヒーでも飲みませんか?」
ヒナギク 「そうね。じゃあハヤテ君。コーヒー淹れてくれるかな。」
ハヤテ 「分かりましたヒナギクさん。」
そう言ってハヤテは、コーヒーを淹れ始めた。
その頃、ヒナギクはある事を考えていた。…………それは、ハヤテの誕生日プレゼントについて。
ヒナギク (いよいよ5日後ね。ハヤテ君の誕生日。何をあげようか未だに悩むわ。 ハヤテ君、何を上げたら喜ぶのかな。ハヤテ君の好きな物か……………。 手作りならやはり手編みね。手編みなら何がが良いかしら? マフラー?帽子?手袋?何を編めば良いかしら? 手編みじゃなくても良いわね。手作りのクッキーとかも良いわね。 私の誕生日やホワイトデーの時、私にクッキーをくれたかしら。 でもやはり此処は手編みや手作りよりも一番いいプレゼントと言えば、 …………告白がいいかしら。…………告白!!?)
告白と考えた瞬間、ヒナギクは紅く染めた。
ハヤテ 「ヒナギクさん、コーヒー淹れましたよ。……って、顔が紅いだけど大丈夫ですか?」
ヒナギク 「だ、大丈夫よハヤテ君。それよりもコーヒー飲みましょ。」
ハヤテ 「そうですね。コーヒー飲みますか。」
ハヤテとヒナギクは、コーヒーを飲み始めた。
ヒナギク 「ハヤテ君もコーヒー、淹れるの上手になったわね。」
ハヤテ 「そうですか。」
ヒナギク 「そうよ。前に淹れた時よりも格段に美味しいわ。」
ハヤテ 「確かに自分でもそう思うんですよ。」
ヒナギク 「ハヤテ君って、コーヒーも紅茶も淹れる度に上手になっているわね。」
ハヤテ 「そうですかヒナギクさん。」
ヒナギク 「そうよ。プロにも負けないぐらいの腕前よ。」
ハヤテ 「あ、有難う御座いますヒナギクさん。」
と話していると、マスターも戻ってきて、今日のバイトを終えた。
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