Re: 風と桜 想うメモリー |
- 日時: 2012/12/04 16:01
- 名前: ハヤヒナ
- 第1話 「日常の朝」
時は11月。風も寒くなってきた朝。ハヤテは目を覚ました。
ハヤテ 「………懐かしい夢を最近見るけど、あの女の子って誰なんだろう?」
疑問に思いつつ、ハヤテはキッチンに行き、朝食を作り始めた。
ハヤテ 「あの女の子って、誰かに似ているんだよな。」
と思っていたら、マリアがやって来た。
マリア 「あらハヤテ君、もう起きていたんですか。」
ハヤテ 「ええ。マリアさん、お早う御座います。」
そして、07:00を過ぎた。
ハヤテ 「ではお嬢様を起こしてきますね。」
此処はナギの部屋。
ハヤテ 「お嬢様、起きてください。」
ナギ 「今日は休む〜〜。」
今日『は』ではなく、今日『も』の間違いとツッコミしたくなるが、ハヤテはスルーした。
ハヤテ 「駄目ですよお嬢様。学校には行かないと。」
と、40分も説得したが、理だった為、ハヤテは一人で登校した。
ハヤテがキッチンで料理を作る30分前、桂家で一人の少女が目を覚ました。
少女の名は桂ヒナギク。成績優秀、才色兼備、文武両道、容姿端麗、頭脳明晰と言われている完璧超人の白皇学院のアイドルで美少女でもある。
ヒナギク 「………懐かしい夢を見たけど、あの男の子って、誰だったかしら。」
ヒナギクもハヤテと同じ夢を見た。当然と言えば当然だが。
ヒナギク 「それにしてもあの男の子、誰かに似ていた気がするのよね。」
と、疑問に思った。
すると、
ヒナママ 「ヒナちゃん置きなさい。遅刻するわよ。」
と、一階から声がした。
身支度をしたヒナギクは、一階へ降りて来た。
ヒナギク 「お早う御母さん。」
ヒナママ 「ヒナちゃん、お早う。」
そして、身支度を終えたヒナギクは、白皇学院へと向かった。
ヒナギク (そう言えば、今月の11日はハヤテ君の誕生日よね。ハヤテ君に何をあげようかな。)
と思いながら、白皇学院に向かって歩いていた。
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