幸せなヒナギクの誕生日 〔一話完結〕 |
- 日時: 2017/03/02 10:04
- 名前: ハヤヒナ
『この風景は初めて会った時、ヒナギクさんが僕に見せてくれたものなんですよ。』
『理由はあったかもしれないし なかったのかもしれません』
『人から見るとずいぶん不幸に見えるかもしれませんし 心に深い傷もあるのかもしれません』
『でも…今いる場所は… それほど悪くはないでしょ?』
この瞬間、ヒナギクはやっと気付いたのであった。
初めてあった時からの不思議な気持ちに。その気持ちとは・・・・・・、
ヒナギク 『私、ハヤテ君の事、好きなんだ・・・。』
それから八ヶ月後のハヤテの誕生日に、ヒナギクは勇気を振り絞って告白した。
ヒナギク 『ハヤテ君が好きです!私と付き合って下さい!!』
・・・・・・と。
それから四カ月後の自分の誕生日。
ヒナギクは好きな人、即ちハヤテと自分の誕生日を過ごしていた。
四ヶ月前の告白は成功したのであった。
ハヤテもヒナギクが好きなのであった。初めて会ったあの日から・・・・・・。
ヒナギクは嬉しさのあまり、ハヤテに抱き着き、キスをした。勿論、唇に・・・・・・。
そんなハヤテも恥ずかしそうにしながらも、ヒナギクを抱き返し、キスをした。当然、唇に・・・・・・。
そんなヒナギクは、恋人であるハヤテと自分の誕生日を過ごしていた。
十七歳である自分の誕生日の、幸せな時間を・・・・・・・・。
そして、残り一年の学院生活も、これからあるイベントや行事にも・・・・・・。
これからの未来でも、ずっと幸せな時間を過ごしていきたいのであった。
勿論、恋人である最愛のハヤテと一緒に、これからの未来をずっとずっと・・・・・・。
幸せな時間がハヤテとヒナギク、二人を包み込むように待ってると想って・・・。
〔終〕
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