Re: 届いて叶う初恋の想い |
- 日時: 2016/10/20 16:08
- 名前: ハヤヒナ
- 7話 ナギの発表
三千院家に着いた一行は、屋敷へと入っていた。 ハヤテ 「只今帰りました。お嬢様、ヒナギクさん達を連れて来ました。」 ナギ 「おお帰ったかハヤテ。」 マリア 「いらっしゃいヒナギクさん達。」 ヒナギク 「お邪魔しますマリアさん。」 千桜 「所で私たちに何か用があるのか?」 ナギ 「ああ。取り合えず座ってくれハヤテもな。」 ハヤテ 「僕もですか?・・・・・分かりました。」
愛歌 「で、用とは何ですか三千院さん。」 ナギ 「実はな、来月からアメリカに留学することになったんだ。」 「「「「「「「!!!!!!!」」」」」」」 ハヤテ達は驚いた。 泉 「ナギちゃん、留学するの!!?」 理沙 「本当なのか?」 ナギ 「ああ。本当だ。」 ハヤテ 「聞いていませんよお嬢様。」 ナギ 「当たり前だ。」 と話した所でマリアがやって来た。 マリア 「ナギの言う事は本当ですよ皆さん。」 ハヤテ 「でもマリアさん。どう言うことなんですか。」 マリア 「実は前から決まっていた事なんですよ。」 ヒナギク 「前からなの?」 ナギ 「ああ。始めはハヤテも連れて行く予定だったが、それは辞めたんだ。」 理沙 「どうしてなんだ?」 ナギ 「それはだな。お前達も知っている通り、ハヤテが普通の生活を送っているのは知っているな。」 ヒナギク 「知っているわ。」 ナギ 「そうだろハヤテ。」 ハヤテ 「ええ。働かない親の為に、年齢を偽ってバイトをしていましたから。休みの日も返上してバイトをしていました。」 知っていたが改めてハヤテの過去を知るヒナギク達。 ナギ 「そして、私の執事になってからも、執事として苦労しているからな。」 美希 「そうですね。綾崎君、三千院の為に頑張ってるからな。」 ナギ 「ああ。私と出会う前でも出会った後でも苦労して、普通の高校生活を送られていないからな。」 ハヤテ 「それですか?」 ナギ 「ああ。ハヤテに普通の高校生活を送ってもらいたくてな。」 マリア 「そう言う訳なんですよハヤテ君に皆さん。」 ナギはハヤテ達に留学の事を話し終えた。
ハヤテ 「それでお嬢様。いつ旅立つんですか?」 ナギ 「旅立つのは1週間後だ。」 泉 「一人で行くのかな?」 ナギ 「そんな訳ないだろ。マリアとペットのタマも一緒だ。役には立たないがクラウスも一緒だ。」 すると、クラウスが天井から現れた。 クラウス 「ちょっとお嬢様、この私目が役に………、」 ナギ 「後、シラヌイは置いて行くつもりだ。」 クラウスは無視された。 ヒナギク 「それでナギ、いつコッチに帰ってくるのかしら?」 ナギ 「大体三年だったよなマリア。」 マリア 「そうですよナギ。」 ハヤテ 「三年ってお嬢様、僕はどうすればいいんですか?」 ナギ 「その事は後で話すとして、先ずは頼み事を話すか。」 千桜 「頼みごとですか。」 理沙 「それって何の頼みごとなんだナギ君。」 ナギ 「さっきも言ったとおり、ハヤテは普通の高校生活を送れてないだろ。それでお前達に高校生活は何かをハヤテに教えてやってくれないか。」 ハヤテ 「え!?」 ハヤテは驚いた。 ヒナギク 「わ、私達がハヤテ君に教えるの?」 ナギ 「ああ。お前達しか頼めないからな。いいかお前ら。」 愛歌 「いいですよ。」 千桜 「私も。」 美希 「そう言うことなら任せたまえ。」 理沙 「我々がハヤ太君に普通の高校生活とやら教えてやろう。」 泉 「バッチリ教えるから。ね、ヒナちゃん。」 ヒナギク 「う、うん。ナギ、わ、私達に任せて。」 ナギ 「そうか。頼むぞお前ら。という訳でハヤテ、ヒナギク達に普通の高校生活とやらを教えてもらうんだ。」 ハヤテ 「はぁ。」 ナギ 「何だハヤテ。ヒナギク達に教えてもらうのは嫌なのか?」 ハヤテ 「そんなことないですよ。ヒナギクさん達に教えて貰えるなんて嬉しいですよ。」 ナギ 「そうだろ。一先ずコレで話は終わりだ。紅茶でも飲んでゆっくりしてくれ。」
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