Re: 届いて叶う初恋の想い |
- 日時: 2016/10/03 22:22
- 名前: ハヤヒナ
- 4話 ハヤテと生徒会メンバー
終業式を終え生徒が次々と帰っていく中、時計塔にはハヤテと生徒会メンバーがいた。 生徒会メンバーとは、ヒナギク、美希、理沙、泉、千桜、愛歌の六人である。 千桜 「どうしたんですか綾崎君?」 ハヤテ 「実はですね。お嬢様が終業式が終わったら、皆さんを屋敷に連れて来てくれと頼まれまして。」 ヒナギク 「ナギが?」 ハヤテ 「ええ。」 愛歌 「どんな用事なんですか?」 ハヤテ 「僕にも知らされていないんですよ。」 美希 「じゃあ早速行こうではないか。」 理沙 「生徒会の仕事も完了したしな。」 泉 「ナギちゃん家に向かおう♪」 千桜 「完了したと言っても、貴方達は殆どやっていないがな。」 愛歌 「かなりサボっていましたね。」 泉 「そんなことないよ〜〜。」 美希 「それよりも早く行こうではないか。」 理沙 「ナギりんが待ってるしな。」 そう言って美希、理沙、泉は生徒会室を出て、エレベーターへと走り出した。 ヒナギク 「こういう行動だけは素早いんだから。ハヤテ君もそう思うでしょ。」 ハヤテ 「ええ。新学期からは直して欲しいですね。」 千桜 「百%とはいかないが無理だな。」 愛歌 「千桜んの言うとおりね。」 ヒナギク 「確かにそうかもね。」 ハヤテ 「きっとそうかもしれませんね。」 と、ハヤテ、ヒナギク、千桜、愛歌の四人も生徒会室を出て、エレベーターへと向かった。
その頃、三千院家ではナギとマリアが話し合いをていた。 マリア 「ナギ、もう少ししたら、ハヤテ君がヒナギクさん達を連れて帰って来ますよ。」 ナギ 「そうか。」 マリア 「それはそうとナギ、先日にナギに話した真実は本当に言わなくていいんですか?」 ナギ 「ああ。あの時のハヤテはどんだけ苦労したか、今になってようやくわかったからな。 それに借金がなくなった今、ハヤテには幸せになってほしいからな。」 マリア 「そうですね。・・・・・・でも、まさかハヤテ君が宝くじで一等を充てるとは思ってもいませんでしたよ。」 ナギ 「確かにな。」
一方、エレベーターへと乗り込んだハヤテ達七人。そんな中、美希はハヤテとヒナギクを見て、ふと思った。 美希 (ヒナがハヤ太君の事を好きなのは間違いはない。ハヤ太君もヒナに意識してるのも間違いはないはず・・・。 でも、あの事はまだ思い出していないみたいだな。ヒナと私とハヤ太君の三人が小さい頃に出会っている事を・・・・・・。 そして、ヒナとハヤ太君がお互いに好きだった事を・・・・・・・・・。)
|
|