Re: 届いて叶う初恋の想い |
- 日時: 2016/09/24 09:34
- 名前: ハヤヒナ
- 2話 想いなる想いと知らされる真実
ホワイトデーが明後日となった今日、ハヤテは商店街を歩いていた。 ハヤテ 「えっとお返しする人は、お嬢様にマリアさんに西沢さんと、後は・・・・・・、」
その頃、ヒナギクは自宅の自室で、壁に掛けているカレンダーを見つめていた。 ヒナギク 「そう言えば、明後日はホワイトデーね。ハヤテ君からのお返しが欲しいけど、無理よね。 だってその時は、まだハヤテ君が好きって分からなかったから・・・・・・。」 ハヤテに恋する乙女、ヒナギクはため息をついた。
一方、ナギはマリアから、あの日の本当の真実を聞かされていた。 ナギ 「それは本当なのかマリア?」 マリア 「本当ですよナギ。」 ナギ 「そうか・・・・・・。」 マリア 「それでどうしますかハヤテ君の事。それとあの事も。」 ナギ 「どうすればいいんだマリア。」 マリア 「それはナギが自分で決める事ですよ。」 ナギ 「そうだな。私は・・・・・・、」
ホワイトデー当日。ハヤテはバレンタインデーのお返しのクッキーを渡していた。 ナギとマリアに渡した後、歩にも渡した。 歩 「有難うハヤテ君。」 ハヤテ 「どういたしまして西沢さん。じゃあ僕はこれで失礼しますね。」 歩にクッキーを渡した後、ハヤテはその場を後にした。 歩 (やっと登場したのに、私の出番はこれだけ?)
この後、ハヤテは偶然会った美希、理沙、泉の三人にも手作りのクッキーを渡した。
そして、ハヤテは公園でランニング中のヒナギクとバッタリ出会い、手作りのクッキーを皆同様に渡した。 ヒナギク 「良いのハヤテ君。」 ハヤテ 「ええ。ヒナギクさんにはお世話になっていますので。」 ヒナギク 「有難うハヤテ君。」 ハヤテからの手作りのクッキーに、ヒナギクは喜んだ。
ハヤテ 「えええええぇぇぇぇぇーーーーーー!!!!!!」 次の日。ハヤテは新聞を見て、驚き叫んだのであった。
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