Re: 届いて叶う初恋の想い |
- 日時: 2017/01/08 10:11
- 名前: ハヤヒナ
- 最終話 過ぎても変わらない想い
GWも終わったある日、ハヤテとヒナギクはやっとのことで思い出したのであった。
幼い頃に出会っていた事に。ハヤテと美希が幼馴染であり、ヒナギクと出会った事に。
ハヤテと美希は落ち込んでいたヒナギクと出会い、ヒナギクを元気づけて、三人は友達となった。
一緒に遊んで行くうちにハヤテは、ヒナギクに恋をしたのであった。
またヒナギクも、ハヤテに恋をしたのであった。
幼い頃、ハヤテとヒナギクはお互いに好きになった。
だが楽しい時間は過ぎていた。
何故なら、今度はハヤテが親の都合で引っ越すことになったから。
だが、ヒナギクは悲しくもなかった。何故なら、約束をしたから。
その約束とは………………………、
『大きくなって再会し、お互い覚えていたら、〔結婚〕しよう。』
と……………………………。
今思うと、幼い頃にした約束は恥ずかしいかもしれない。
けど、ハヤテとヒナギクの二人にとって、幼い頃に感じた恥ずかしさはないかもしれない。
あるのは別の恥ずかしさ。今になってもお互いに好きである恥ずかしさに。
でもその恥ずかしさも、嬉しさと喜びに変わるのであった。
何故なら、幼い約束通りにハヤテとヒナギクは結婚することになったから。
幼い頃にお互いに初恋の相手となったハヤテとヒナギク。
その思いは時を過ぎた現在、想いとなった今でも変わらない。
思いは届いて叶った時、想いに変わったから。
でも二人にとっては、それらはどうでもあってもよくてもよかった。
幸せなハヤテとヒナギクは、未来に向かって進み続けるのであるから・・・・・・。
〔終〕
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