Re: 届いて叶う初恋の想い |
- 日時: 2016/11/08 10:12
- 名前: ハヤヒナ
- 10話 スタート!
ナギが海外へと旅立って、2日後。ハヤテはヒナギクと喫茶どんぐりでバイトをしていた。 ヒナギク 「ハヤテ君、ナギ達がいなくなって2日経ったけど、寂しくはないの?」 ハヤテ 「ええ。一人でいる事は慣れてますから。」 ヒナギク 「そう。何かあったら言ってね。私が助けてあげるから。」 ハヤテ 「有難う御座いますヒナギクさん。」 ナギがアメリカへと行ってからも、ハヤテは屋敷に住まわして貰っている。
何故なら、『ハヤテ、お前はずっと此処に住めばいい。残り二年白皇に通い卒業した後でもな。卒業した後は此処を出て、別の所に住んでも釜構わないからな。』 と、ナギが言ったからである。
ハヤテとヒナギクがバイトしている頃、美希、理沙、泉の三人はファミレスで話していた。 泉 「で、どうやってヒナちゃんとハヤ太君を恋人同士にするの?」 理沙 「気づかれたら元も子もないからな。」 美希 「最初はヒナとハヤ太君を探ってみる方がいいな。お互いにどう思っているかを。」 泉 「そうだね。でもどうやって聞こうか?」 理沙 「今はヒナとハヤ太君、バイトをしているんだったな。」 泉 「じゃあバイトが終わってから聞いてみようか。」 美希 「それは辞めた方がいいな。」 理沙 「どうしてだ美希。」 美希 「今聞くよりも、春休みが終わって新学期が始まってからの方が良いからな。」 理沙 「確かに。じゃあ春休みの間は、ヒナとハヤ太君を見守ってみるとするか。」 泉 「そうだね。美希ちゃん、理沙ちん。」
一方、喫茶どんぐリでバイトしているハヤテとヒナギクは、コーヒーを飲んで休憩していた。
ヒナギク (やっぱり私って、ハヤテ君が好きなのね。ハヤテ君は私の事どう思っているのかな。 それはそうと二人きりだし、告白しようかな・・・・・・。)
ハヤテ (ヒナギクさんといるとドキドキするな。二人きりだと余計にするんだよな。 これって、僕はヒナギクさんの事が好きって事なのかな・・・・・・?)
と、ハヤテとヒナギクはそれぞれ、心の中で思っていた。
((・・・・・・でも前にも、小さい頃にもこの気持ちがあった気が・・・・・・・・・。))
・・・・・・そして、春休みが終わり新学期が始まった。
ハヤテ、ヒナギク、美希、理沙、泉、千桜、愛歌、伊澄、ワタルの九人は全員同じクラスとなった。 美希 (さてと、先ずはどうするかだな・・・・・・。)
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