Re: 綾崎ハヤテと桂ヒナギク |
- 日時: 2016/02/26 10:46
- 名前: ハヤヒナ
- 4話:旅行記念日 〜人気者執事〜
バレンタインデー当日。白皇学院では騒動が起きていた。それは・・・・・・、
女子A 「綾崎君、私のチョコ受け取って。」 女子B 「わ、私のチョコを受け取ってくれないかな綾崎君。」 後輩女子A 「綾崎先輩、私のチョコを受け取って下さい。」 ハヤテ 「皆さん、ありがとうございます。」 と、ハヤテは沢山の女子生徒に囲まれ、女子生徒は次々にハヤテにチョコを渡していた。
この光景を見ていた美希達は・・・・・・、 美希 「ハヤ太君、すごい人気者だな。」 愛歌 「物凄いチョコの数ですね。」 理沙 「あれだけ食べれば、虫歯になるぞ。」 千桜 「確かに…。けど一番問題なのは・・・、」 泉 「ヒナちゃんだよね♪」
と話していたら、噂の生徒会長、桂ヒナギクがやってきた。
泉 「ヒナちゃんがやって来たよ。」 理沙 「恐らく、手に持っているのは手作りの本命チョコだな。」 愛歌 「ハート型とは結構やりますね。」 千桜 「でも上手く行くのか?」 美希 「恐らく上手く行くだろう。周りの人々は物凄く驚くがな。」
美希達は全員知っている。ヒナギクがハヤテが好きな事に。 そして、ハヤテがヒナギクを好きな事にも。
因みにナギは休みである。理由はヒナギクの邪魔をしたくないからであった。 あの時の誤解は和解しており、今でもハヤテはナギの執事を続けている。 そのナギも知っていた。ヒナギクがハヤテが好きな事に。 勿論、ハヤテがヒナギクを好きな事にも・・・・・・。
ヒナギク (…………ハヤテ君。) 沢山の女子生徒がハヤテにチョコを渡して行くのをみて、心の中で呟いた。 この光景をみて、ヒナギクは少し不安になった。 ハヤテが誰かに取られてしまうかと・・・・・・。 けど、ヒナギクはその不安を振り絞った。 ヒナギク (ううん、弱気になったら駄目よ。やっとハヤテ君に告白するって決めたんだから!! この私の想いが詰まった手作りの本命チョコをハヤテ君に渡すのよ。)
そして・・・・・・、ヒナギクは沢山の女子生徒に囲まれているハヤテに一歩一歩近づいていた。
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