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対象スレッド 件名: Re: 憧憬は遠く近く 第四章 〜 本当の君と
名前: どうふん
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Re: 憧憬は遠く近く 第四章 〜 本当の君と
日時: 2016/03/14 23:14
名前: どうふん



ロッキー・ラックーンさんへ


ちょっと身辺がバタバタしてお返事が遅れました。
感想ありがとうございます。

「固い固いヒナギクの心の扉の鍵をようやく・・・」
いや、その通りです。只ですら恋愛音痴で面倒くさい二人なのに、本作ではよくここまでハードルを引き上げたもんだ・・・。
我ながら感心しきり・・・というか、それでも、何とかして上げたくなるんですよね。あの二人。
最後は婚約者のようになりましたが、まだ始まったばかりの二人には、これから先まだ色んなことがあるのは当然です。この物語の中だけでも、将来の火種となりかねないものは散在していますし。
それでも自分たちの想いを信じて、仲間たちにも支えられ、幸せな家庭と未来を築くだろう、と思っています。何といっても、これだけの苦労をしてやっと成立したカップルですから。

本作が「めぞん一刻」を彷彿、といっては畏れ多いですが、その影響を感じさせる作品になりました。まあこれは、私がヒナギクさんに勝手な設定を加え、音無響子さんとダブらせたことに原因があります。ただ、ヒナギクさんの場合、かつての恋人を思い出すこともできず、潜在意識の中に閉じ込めた挙句、高所や恋愛に臆病になってしまいました。こんな強引な設定が果たして受け入れられるか、自信はなかったのですが、「違和感なく」と言ってもらえたのは嬉しいです。

ハヤテ君が、初めてショウタ君の墓に向かって、何を念じたのか、私も興味があります。
「あなたもひっくるめてヒナを・・・」だったのか。似たようなセリフですが「あなたの分までヒナを幸せにします」だったかもしれないですね。

ところで、私がめぞん一刻で最も好きなシーンは・・・。まあ、気付いておられるかもしれませんね。最終回近く、五代君と響子さんが、惣一郎さんの墓から手を繋いで去るところです。


あと、アリスちゃん、というか天王州アテネの行方ですね。
これは謎のままにしておこうと思いました。そんなキャラが一人くらいいてもいいかな、と(結局何も考えていなかった)。
ただ、気にする方が何人もおられるようなので、あくまで仮説ということで可能性を探っておきましょう。

仮説@:首尾よくロイヤルガーデンを取り返したものの、力を使い果たし、再びアリスの姿となってヒナギクさんやハヤテと一緒に暮らす。
仮説A:ハヤテやヒナギクさんを巻き込んで、ロイヤルガーデンを巡る戦いが始まる。ただし、神の力を自分のものにする必要があるアテネの前に、その力を神に返そうとするハヤテ達が立ち塞がる
仮説B:念願の法律事務所を開いたヒナギクさんとハヤテの前に、クライアント第一号として登場。しかも被疑者として。弁護を引き受けるヒナギクさん達だが、相手はメイド・・・ではなく名検事のマリアさん。

・・・まあ、その場限りの妄想ですので。不愉快に感じたら済みません。


最後に、ロッキー・ラックーンさんには、当方の第一作から何度も感想を送って頂きありがとうございました。ご自身の作品といい、感想といい、大いに参考にさせていただきました。改めて御礼申し上げます。


どうふん