Re: 憧憬は遠く近く 第四章 〜 本当の君と |
- 日時: 2016/02/11 18:14
- 名前: どうふん
- ロッキー・ラックーンさんへ
感想ありがとうございます。 この二人、いよいよこれから、と言いますか、ようやく始まったばかり、と言いますか。 しかしここでアリスは去ることになります。 これを残念がってもらえるのは、それだけ熱心に目を通して頂いたからだと思いますので、感謝、感謝です。
ただ、私としては、アリスは十年越しの失恋に代わるかけがえのない物を得て、十分ではなくとも、大きく報われているんじゃないか、と思っています。 一年以上の間、ちょっと微妙でも素敵な両親と心から可愛がってくれる仲間たちと過ごすことができたのはアリスにとって本当に貴重な経験だったはずです。今のアリス変じてアテネなら、同世代の生徒たちから「恐れ多くて」と避けられるような存在にはならないと思います。 そして、姿を消すにあたっては、一仕事をようやく終えて満足感を抱くことができたのではないでしょうか。
しかし、これから何をするのか・・・前作第三章みたいな世界が展開されるのか。 正直考えが及んでおりませんので何ともいうことはできません。ご容赦。
それと二人の仲ですね。 三歩進んで二歩下がる。そんな二人が劇的に変わることはなさそうですが・・・。それでも残り数話で大きく進歩している、はず・・・です。 アリスが蒔いた種は、遠からず二人の間で芽を吹きます。
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