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対象スレッド 件名: Re: ハヤテのごとく! Advance Generatio
名前: はやぶさ13号新青森行
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Re: ハヤテのごとく! Advance Generatio
日時: 2015/12/27 23:07
名前: はやぶさ13号新青森行

こんにちは、はやぶさ13号新青森行です。

それでは、前説どうぞっ!!

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

三千院家敷地内

ハヤテ(以下ハ)「突然ですが問題です。今回のメインキャラは誰でしょう?
解答者はこの方々です。」

解答席には三千院ナギ、タマ、シラヌイの3人、いや1人と2匹がいた。

どう考えてもこれは勝負にならんだろ。

ハ「それではヒント1お願いします。」

鷺ノ宮伊澄がゆっくりと登場。

伊澄(以下伊)「いつも敬語」

ピンポーン♪

ハ「おっと、ナギお嬢様が押しました。それではお嬢様、解答をどうぞっ!!」

ナギ(以下ナ)「ハヤテ」

ハ「いやいやお嬢様、確かに僕は敬語を使いますが、僕が答えだったら僕ここにいませんよ。」

ピンポーン♪

ハ「あっと、今度はシラヌイが押しました。ではシラヌイ、解答をどうぞっ!!」

シラヌイ(以下シ)「ニャーっ♪」

ハ「…………。
……何と答えればいいのでしょう。(困) それではヒント2お願いします。」

桂ヒナギクが颯爽と登場。

ヒナギク(以下ヒ)「元白皇学院生徒会長」

ハ「あ〜、これはヒント2にして大きなヒントになってしまいましたね。」

ピンポーン♪

ハ「今度はタマが押しました。ではタマ、答えをどうぞっ!!」

タマ(以下タ)「にゃ〜っ♪」

ヒュッ! ヒュッヒュッ! ヒュッ!!

4本の針がタマの顔を掠めた。

背筋が凍りつき、額に冷や汗を流すタマ。

ハ「タ〜〜〜マ〜〜〜(かなり低い声で)。お前ナギお嬢様のお陰で人間の言葉を話せるんだよなぁ。だったら喋れよ。」

タ「に、にゃ〜〜っ(だってさ、オレお嬢たちの前では喋らないという設定になっているんだから、この状況で喋れるわけないってーの)」

ヒ「(ハヤテ君が怖い……)」

ピンポーン♪

ハ「お、またもやお嬢様、解答をどうぞっ!!」

ナ「ヒナギク」

ブッブーーーー!!

ハ「あの……お嬢様……」

ヒ「ちょっとナギっ!! 私まだ現職よ!! まだ高校2年生なのにいつ辞めさせられたのよ!!」

ハ「まぁまぁヒナギクさん落ち着いて。それではヒント3、お願いします。」

西沢歩が普通に登場。

歩「スーパーメイド」

ピンポーン♪

ハ「おっと、またもやお嬢様です。三度目の正直なるか!? それではお嬢様、解答お願いします!!」

ナ「オカン」

ピキッ!!(答えの人の頭の中で何かが切れた音)

チャキッ!!(ナイフを準備する音)

キラーーーーン♪(ナイフの光沢)

ナ「………………。」

ハ「あぁ〜、触れてはいけない所に触れてしまいましたね。後説はお説教だ♪」

ピンポーン♪

ハ「お、再びシラヌイが押しました。ではシラヌイ、答えをどうぞっ!!」

シ「ニャーーっ♪(マリアお嬢様)」

「マリアお嬢様」については「ハヤテのごとく!」0巻またはバックステージ参照。

ハ「正解ですっ!!」

シ「ニャーーーーーーーーっ♪♪」

ええっ!! 正解なのっ!? 何でシラヌイの言うことが分かったのっ!?

ハ「執事ですから♪」

あ……そう……。

ハ「ということで、正解しましたシラヌイには「ハヤテのごとく!Advance Generation」出演権を贈呈します。」

ええっ!! そんなプレゼント聞いてないよ〜〜。

ハ「何か文句があるとでも?(これ以上ないほどの爽やかスマイルで)」

ぜ、善処します……。

ハ「それでは、本編をどうぞっ!!」

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

プロローグ第3話「今更ですが、マリアさん、お誕生日おめでとうございます。」

2005年8月15日

日本人にとっては忘れてはならない太平洋戦争の終戦から60年のこの日、ある一つの協定が結ばれた。

「我々には足りないものがあったんじゃないかな。」キラーーーーン☆

「我々には、積極性が足りてなかったと思うのです!!」キラーーーーン☆

「ハヤテ君の相手がヒナさんになっても……私はもう構わない。
だから私も全力でいく。恨みっこなし。」ぐっ

「……分かった。私ももう気にしない。お互い全力でいきましょう。」グッ

「うん!」

所謂、「桂・タフト協定」が結ばれたのである。

歩「誰がタフトなのかな? 誰が!?」

ヒ「そうよ!! 私は確かに桂だからいいけど、何故歩がタフトなの?」

いやぁ、協定ということで引っ掛けてみた。ほら、ちょうど100年前にその協定が結ばれたし。

歩「ところでヒナさん、桂・タフト協定って何?」

ヒ「あぁ、確か1905年にアメリカのフィリピン支配、日本の韓国支配を日米両国が相互承認した協定よ。ちょうど日露戦争の終盤で、日本にとっては韓国併合へのステップの一つだったわね。」

脱線しかけたので、話を元に戻そう。

歩・ヒ「「貴方が脱線させたんでしょ!!」」

ごめんなさい。

では、気を取り直して、

あれから、西沢さん・ヒナギク共に夏休み終盤に攻勢をかけたが、ハヤテを振り向かせることはできず、不発に終わる。
(先ほどの一連のやりとりとその結果は、原作第40巻〜第45巻参照)

あれから約2ヶ月半、結局2人ともハヤテに告白できずにいた。



2005年11月3日

この日は、PK職人・遠藤保仁がPKを止められ、ジェフ千葉がナビスコ杯初優勝を果たした日でもあるが、

世間では休日であるため、喫茶どんぐりには2人の女子高生がバイトに来ていた。

歩「そういえばヒナさん、もうすぐハヤテ君の誕生日ですね。」

ヒ「え、ああ、そうだっけ。いつなの、誕生日?」

歩「11月11日ですよ。本人はポ〇キーの日と言っていますが。」

ヒ「へぇ〜、ところで歩は何か買ったの、誕生日プレゼント?」

歩「いやぁ、まだ買ってませんよ。ただ、私の誕生日をあんなに祝ってくれた(第26巻参照)ので、それ相応のお返しはしたいなぁっと。あ、この際またハヤテ君に告白しちゃおうかな。」

ヒ「あ、歩ずるいわよ。だったら私も告白しようかしら。絶対ハヤテ君を落としてやるんだからっ!!」

歩「(相変わらずヒナさんは負けず嫌いだなぁ)ってことは、やっぱりプレゼント買わないといけませんね。結局ハヤテ君の彼女には1人しかなれませんから。」

ヒ「そうね。今度の土日買いに行かない、プレゼント?」

歩「うん!! では、ハヤテ君の誕生日、今度こそ恨みっこなしですよ、ヒナさん!」

ヒ「ええ、お互い全力でいきましょう、歩!」

こうして、「石井・ランシング協定」が結ばれた。

歩・ヒ「「最早私たち関係ないのかな!?(わよね!!)」」

あ、ハモった。

因みに、石井・ランシング協定とは、1917年11月に結ばれた、日米両国の中国における主張を相互承認する協定である。詳しくはググッてください。



一方こちらは三千院家の屋敷

ちょうど西沢さんとヒナギクが協定を結んだのと同じ日、ここに、あることで悩むスーパーメイドがいた。

マリア(以下マ)「あれから約10ヶ月ですか……、未だに解けませんね、ハヤテ君とナギの間の誤解。」

マリアさんの心配事、それは原作第1巻から、作中時間にして約10ヶ月、今なお続くハヤテとナギの間にある爆弾だった。

マリアさんは当初、ハヤテにナギを好きになってもらおうと考えていたが、ハヤテは所謂ロリコンではない。さらにナギの恋のライバルが続々と登場し、最早この誤解は解けないでほしいと思うようにもなった。

しかし、このままではもし爆弾が爆発した時の被害、特にナギへの影響はより甚大なものになると恐れた。

この事態を招いたのは私に責任があると感じたマリアさんは、少なくともクリスマスイヴまでに解決させようとした。そうしなければ、いつかナギが引き金を引いて、ハヤテを追い出してしまい、自らも傷つくと思ったからだ。

ここでマリアさんの前に、3本の道が現れた。

一つ目は、「2人に同時に話す」

これが一番手っ取り早い。単純である。

マ「しかし、この方法は危険ですわ。ナギは裏切られたと感じてハヤテ君を追い出すかもしれませんし、
ハヤテ君もナギを傷つけたと責任を感じて出ていってしまうでしょうね。」

二つ目は、「ナギに先に話す」

一時的にナギを傷つけると思うが、相思相愛でないのならナギがハヤテを振り向かせるよう頑張りなさいと諭せばうまくいくかもしれないということである。

マ「しかし、ナギが怒りに任せて私の静止を無視してハヤテ君のところに押し掛ける可能性がありますわ。
つまり、この方法は私の努力が運命を左右するんですね。」

三つ目は、「ハヤテに先に話す」

ハヤテはナギに恋愛感情までは抱いていない分、この事に関しては冷静な判断を下せると考えたのである。

マ「しかし、ハヤテ君が話を聞いた後すぐにナギのところに謝罪をしに行く可能性もありますわ。そうするとやはりナギは怒ってハヤテ君を追い出すかもしれませんね。こういうことは間を空けて話さないと穏便に解決はできませんわ。」

それぞれに一長一短があるこの3本の道。果たして、マリアさんの選んだ道とは……?

To be continued……

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

マ「私まだピッチピチの17歳ですよっ!! まだオカンと呼ばれる年齢ではありませんよっ!! それなのに貴方って子は……。貴方とも4歳しか離れていませんよ!!」

ナギにお説教をするマリアさん。

ナ「……………………。」

マリアさんに正座させられ、項垂れて何も言い返せないナギ。

かれこれ3時間ずっとこの状態である。

ハ「あはは……。やはりこうなりますよね、後説は。」

まさかシラヌイが答えるとは……。もう一度聞くけどハヤテ、何故猫の言うことが分かったんだ?

ハ「執事ですから♪」

執事に不可能はないってことか?

ハ「はい♪」

そういえば執事で思い出したが、第1巻のプロフィールに書いてあった「ハヤテのごとく!」の執事の定義、
あれどのくらいの読者が覚えているのだろう?

ハ「“様々な難問奇問を力技で解決する秘密道具を持たないド〇えもん”でしたっけ。原作者かかなりのファンしか知らないと思いますよ。」

僕も久々に読んで知ったからなぁ。にしても、シラヌイの話どうしよう……。プロローグで1話完結作りづらいし。

ハ「頑張ってくださいね♪」

はぁ、頑張るよ。

それでは次回っ!!

ハ「お会いしましょう!!」