Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 |
- 日時: 2015/11/11 09:54
- 名前: ハヤヒナ
- 十五 誕生日会前の真実
ハヤテがムラサキノヤカタに到着する少し前の事・・・。 ヒナギクが自室でハヤテの誕生日プレゼントを準備をしている中、ナギ達は話していた。 ナギ 「この一週間でハヤテとヒナギクは恋人同士になっていたと思ったが、無理だったが。」 千桜 「無理もない。綾崎君もやっとこの間、自分の気持ちに気付いたからな。」 ナギ 「それはそうだが・・・。」 美希 「何がどうあれ、今日でヒナとハヤ太君は恋人同士になるだろう。」 愛歌 「そうですね。」 千桜 「ヒナもヒナだが、綾崎君も綾崎君だな。」 ナギ 「それもそうだな。」 理沙 「我々で、ヒナとハヤ太君を見守ろうではないか。」 泉 「そうだね♪」 ナギ達が話している中、ルカと歩は首を傾げていた。
ルカ 「ナギちゃん、この一週間って言ったけど、」 歩 「ハヤテ君とヒナさんが付き合って欲しかったのかな・・・?」 すると、ルカと歩にマリアがやって来て、真実を話したのであった。 ルカ 「本当なんですか!?」 歩 「海外に行っていないって!!?」 ルカと歩は、当然の様に驚いた。 マリア 「本当ですよ。お屋敷のリフォームは真の真実ですが。」
ナギの計画はこうであった。
自分の勘違いに気付いたナギはハヤテを諦め、ハヤテとヒナギクを恋人同士にしようと計画を考えた。
ヒナギクがハヤテを好きな事に気付いていたのは勿論、ハヤテもヒナギクが好きな事に薄々気付いていた。
そして、ハヤテの誕生日一週間前に屋敷のリフォームを利用して、ハヤテと他数人に海外へ行くと嘘をついた。
この事を知っていたのは、ヒナギクを除く生徒会メンバー全員と伊澄と咲夜とワタルとサキであった。
知らなかったのは当のハヤテは勿論、ハヤテが好きなヒナギクとルカと歩の四人だけだった。
そして今日、ルカと歩も知り、知らないのはハヤテとヒナギクの二人だけとなった。
勿論、海外へ行くと嘘をついて、伊澄の屋敷にいる事もハヤテとヒナギクは知らないでいった。
そして、ハヤテのヒナギクへの恋心を全員知って数日が経った今日、ハヤテの誕生日がやって来た。
ヒナギク 「皆、お待たせ。」 話が終えたと同時に、準備を終えたヒナギクが皆と合流したのあった。
それから数分後。ハヤテがやって来て、ハヤテはムラサキノヤカタの玄関の扉を開けたのであった。
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