Re: 雛菊ノ疾風ヘノ告白奮闘記 |
- 日時: 2015/09/28 09:56
- 名前: ハヤヒナ
十 それぞれの心境と想い
ハヤテの誕生日まで明後日となった。ムラサキノヤカタでは色んな想いが交差していた。 それは昨日、ハヤテと千桜の会話をルカと歩が影で聞いていたからであった。ハヤテ本人は気付いては居ないが。
カユラ 「・・・・成る程。それでルカと歩は落ち込んでいたのか。」 千桜 「ああ。でもあの二人は大丈夫だろ。」 カユラ 「そうだな。でも、綾崎先輩が無籍先輩を好きだったとは・・・・。薄々気付いてはいたが。」 千桜 「確かに。でもヒナと綾崎君はかなりお似合いだから大丈夫だな。」 カユラ 「明後日の綾崎先輩の誕生日に進展すると良いんだが・・・・。」 千桜 「大丈夫とは思うが、それは明後日にならないと分からないな。」
ルカ 「歩、大丈夫?」 歩 「私は大丈夫だよ。そう言うルカは大丈夫なの?アイドルだから仕事に支障するんじゃないかな?」 ルカ 「確かにショックだったけど、大丈夫だよ。もう気持ちは切り替えたから。」 歩 「私も。完全には立ち直ってはいないけど、大丈夫だよ。」 ルカ 「そうよね。ハヤテ君とヒナの恋を応援しよ」 歩 「そうだね。友達として、ライバルとして応援しないとね。」
ハヤテ (千桜さんに言われた通り、後悔しないためには告白しないといけないよな。 結果はどうあれ、したほうが良いからな。同じ諦めるにしても・・・、 しないで諦めるよりもして諦めるのほうが良いからな。 ヒナギクさんが僕の事をどう思っているかは分からないけど・・・・・・・。)
ヒナギク (千桜やハル子、美希に言われた通り、ハヤテ君に想いを伝えないと! ナギや歩、ルカには悪いけど、私のこの想いは絶対に諦めたくないわ! だってハヤテ君は、私にとって同じ境遇を持っている初恋の人だから・・・!)
それぞれの思いが交差する中、ムラサキノヤカタの住民は見守っていた。 ・・・・ハヤテとヒナギクの恋を・・・・・・。二人の恋が上手く行く事を・・・・・・。
因みにナギは、ハヤテとの誤解は解けている。そして、ハヤテがヒナギクが好きな事に気付いていた。 ナギもハヤテとヒアギクの恋を応援するって決めていた。主として、執事の恋を応援すると・・・・。 それと、ナギとマリアは海外には行ってなく、伊澄の所にいた。屋敷のリフォームは本当だが。
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