Re: 綾崎家物語 |
- 日時: 2015/03/02 10:02
- 名前: ハヤヒナ
- 8 ヒナギクの誕生日 2
次の日。つまり、バレンタインデー翌日。 ヒナギク 「お早うハヤテ君。」 ハヤテ 「あ、ヒナギクさん。お早う御座い・・・・・!!」 最後まで言えなかった。ヒナギクがハヤテの腕に抱きついたからであった。 「「「「「「「!!!!!!!」」」」」」」 その場に居た全員、驚いた。 ヒナギク 「別に抱きついても良いでしょ。恋人同士なんだから!!」 「「「「「「ええええええぇぇぇぇぇぇーーーーーー!!!!!!」」」」」」 さらに驚いたのであった。 それを知った100%納得行かない男子達が罵声ならぬ文句を言ってきた。 すると、変態執事が駆け寄ってきた。 虎鉄 「どう言う事だあや先。俺と言う・・・・」(バコッ!!) ヒナギクの制裁によって、最後まで言えず、その場に倒れこみ、気を失ってしまった。 ヒナギク 「いいかしら皆。ハヤテ君に酷い事したり、怪我させたら、このようになるから・・・・ね。」 その場にいた全員(主に男子)は、恐怖に怯えながら返事をしたのであった。 ヒナギク 「じゃあ行こうかハヤテ君。」 ハヤテ 「ソウデスネヒナギクさん。」 教室に向けて、ハヤテとヒナギクは歩き出した。勿論、手を繋いで。
美希 「すごいな。ヒナの奴。」 理沙 「ああ。」 ナギ 「全くだな。」 千桜 「いつものヒナとは違いましたね。」 愛歌 「そうですね。」 ワタル 「これじゃあ、借金執事も大変だな。」 伊澄 「そうね。」 泉 「じゃあ私は、虎鉄君を生ゴミ処理所に置いて来るね。」 美希 「分かった。」 そう言って泉は、自分の執事を引き摺って行ってしまった。 千桜 「では私達も教室に行きましょう。」 ナギ 「そうだな。いいんちょーも後から来るからな。」 愛歌 「そうですね。」 ナギ達も教室へ向けて歩き出した。
そして、現在。 今日は三月三日。ヒナギクの誕生日である。 ヒナギクは夫であるハヤテと、夫婦水入らずで過ごしていた。 何故、夫婦水入らずなのかは、コレが花蓮と真人からの誕生日プレゼントだったからである。 ヒナギク 「去年も同じだった気がするわ。」 ハヤテ 「でも、いいんじゃないかなヒナギク。」 ヒナギク 「そうね。」 ハヤテとヒナギクは夫婦水入らずで、ヒナギクの誕生日を過ごすのであった。
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