Re: 綾崎家物語 |
- 日時: 2015/02/24 10:19
- 名前: ハヤヒナ
- 7 ヒナギクの誕生日 1
バレンタインデーも終わって暫くたち、来週はヒナギクの誕生日となった今日。 花蓮 「ねぇ真人。」 真人 「何だよ姉ちゃん。 花蓮 「来週はママの誕生日だけど、どうする?」 真人 「そう言えば来週か。母さんの誕生日。」 花蓮 「何をプレゼントする?」 真人 「そうだな。父さんと二人きりにさせるのが良いんじゃないかな?」 花蓮 「そうね。夫婦水入らずにさせてあげましょ。・・・って、去年も同じだったんじゃあ・・・。」 真人 「確かに・・・。でも、それで良いじゃないか。母さんにとってそれが一番のプレゼントだから。」 花蓮 「それもそうね。」
※此処でハヤテとヒナギクが付き合うこととなった理由を振り替えて見る事にしよう。
それはハヤテとヒナギクが結婚する一年前のバレンタインデーの事。
白皇学院のある場所に、ハヤテとヒナギクはいた。 ヒナギク 「ご免ねハヤテクン。こんな所に呼び出して。」 ハヤテ 「別に良いですよ。それにこの場所と言ったらヒナギクさんしか思い浮かばないませんから。」 ヒナギク 「え!!? それじゃあハヤテ君。此処が何か覚えているの?」 ハヤテ 「ええ。此処は始めて、ヒナギクさんとで運命的な出会いをした素敵な場所ですから。」 ヒナギク 「(覚えていてくれたのね。)それでハヤテ君。用件を言っても良い?」 ハヤテ 「良いですよ。」
・・・そして、ヒナギクは勇気を出して、ある物を取り出して、それをハヤテに差し出した。 ハヤテ 「ヒナギクさん!?」 ヒナギク 「ハヤテ君が好きです!! 私と付き合ってください!!!!」 顔を真っ赤にしながら、ヒナギクはハヤテに手作りのハートの形をした本命チョコを差し出しながら告白をした。 ハヤテ 「・・・・先に言われてしまいましたか。」 ヒナギク 「え!!?」 ハヤテ 「実は僕も、ヒナギクさん、貴女の事が好きなんです。」 ヒナギク 「・・・・それ、本当なのハヤテ君。」 ハヤテ 「ええ。来月のヒナギクさんの誕生日に告白しようと決めていたんですか・・・・。 」 ヒナギク 「・・・それじゃあハヤテ君、私と付き合ってくれる?」 ハヤテ 「勿論ですよヒナギクさん。」 ヒナギク「大好きよハヤテ君。」 ハヤテ 「僕も大好きですよヒナギクさん。」 そして・・・、ハヤテとヒナギクは抱きしめ合い、キスをしたのであった。・・・そのキスは、チョコよりも甘く、さらに甘いキスであった。
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