Re: 綾崎家物語 |
- 日時: 2015/02/01 10:23
- 名前: ハヤヒナ
- 2 平日の夫婦
ヒナギク 「ハヤテ、今日は仕事無いの?」 ハヤテ 「うん。お嬢様が休みをくれたんだ。」 ヒナギク 「へぇ〜、ナギが。」 ハヤテ 「平日だけど、ヒナギクと二人きりで過ごしたらと言ったんだ。」 ヒナギク 「じゃあそうしようか。」 ハヤテ 「そうだねヒナギク。可憐も真人も学校行っていないし。」 現在、花蓮と真人は高等部の二年生である。 ヒナギク 「何処かに出掛けたいけど、雨g降っているから出かけられないわ。」 ハヤテ 「じゃあのんびりしようか。子供達が帰ってくるまで。」 ヒナギク 「そうね。じゃあコーヒーでも淹れるね。」 ハヤテ 「じゃあ頼むよヒナギク。」
その頃、・・・・・・・・・・三千院家では。 ナギ 「一樹、早くしない。」 一樹 「すみませんナギさん。」 ナギ 「だから、さん付けはなしって言ったではないか。ナギと呼び捨てで良いんだ。」 一樹 「すみま・・・・ごめん、ナギ。」 ナギ 「そうそう。それで良いんだ一樹。夫婦なんだから呼び捨てで良いんだ。」 この会話から分かる様にナギは一樹と結婚している。 ハヤテとヒナギクが結婚して六年後に、ナギと一樹は結婚したのであった。 一樹の姉であるハムス・・・・歩は相当ショックを受けた。 あの一樹が、ナギの事が好きだったことに。その時の台詞は、 「一樹って、ナギちゃんがす気だったの。ナギちゃんの何処が良いの〜?」である この後の歩は、特大の焼き芋を丸ごと一個、一人で食べたのであった。 一樹 「出来たよナギ。」 ナギ 「そうか。では休憩するか。」 一樹 「うん。」 ナギと一樹は、一樹が淹れた紅茶を飲んで、一息していた。
マリア 「ナギも一樹君も相変わらずですね。 ナギと一樹のやり取りをみて、マリアは呟いた。 マリア 「それにしても、私はいつまで経っても一人身ですね・・・・。」 未だに一人身のマリアは、三千院家でメイドをやっているのであった。
ハヤテ 「ヒナギク、今日は二人で晩ご飯作ろうか。」 ヒナギク 「そうねハヤテ。じゃあ準備しましょ。」 降っていた雨も小降りになり、ハヤテとヒナギクは晩ご飯の準備をするのであった。
|
|