Re: 綾崎家物語 |
- 日時: 2015/05/30 09:45
- 名前: ハヤヒナ
- この小説もいよいよ完結です。
デハ最終話ドウゾ。
20 綾崎家
約二十年前、ハヤテとヒナギクは運命的な出会いをした。 それから二ヶ月後の三月三日、ヒナギクは自分はハヤテが好きな事に気付いた。 そして、二年生になり、ヒナギクはハヤテと同じクラスになった。 告白するチャンスやタイミングを見つけようが、勇気が出ず告白できずに居た。 GW、夏休み、体育祭、冬休み、クリスマスとあるが、それも駄目であった。 しかし、年が明け、冬休みも終わって新年が始まり、ようやくヒナギクは勇気を出した。 ・・・・・そう、二月十四日、バレンタインデーに。 ヒナギクはハヤテに告白したのであった。手作りのハート型の本命チョコを渡しながら。 場所は、初めて出会った木で。運命的出会いをした場所で。
それから三ヶ月後の六月六日にハヤテとヒナギクは結婚した。 その一年後の七月七日に双子の赤ちゃんが誕生した。 男の子と女のこの双子で、男の子は真人、女の子は花蓮に名付けた。 ハヤテとヒナギクは、産まれてきた真人と花蓮の四人家族での生活が始まった。 美希、理沙、泉、千桜、愛歌も同じ時期に結婚、出産した。 ヒナギクのハヤテを巡る恋の好敵手の歩も同じく、結婚、出産した。
それから時は過ぎて行き、高校三年の十一月までに真人や花蓮達は好きな人に告白し、恋人同士になった。
南野俊司 →→→→恋人同士←←←← 瀬川桃美
春風翔太 →→→→恋人同士←←←← 霞 藍子
花微愛海 →→→→恋人同士←←←← 綾崎真人
綾崎花蓮 →→→→恋人同士←←←← 朝風健太
その四組のカップルも白皇学院を卒業し、数ヵ月後にそれぞれ結婚し、家から出ていた。 再び、綾崎家はハヤテとヒナギクの二人だけとなったが、ハヤテもヒナギクも寂しくは無かった。 何故なら、ハヤテもヒナギクも幸せだからである。これからの未来も・・・・。 ハヤテとヒナギクはこれからも幸せな未来が待っているのであった。 幸せな未来が・・・・・、待っているのであった。
ハヤテ 「ヒナギク。」
ヒナギク 「ハヤテ。」
「「大好きだよ。」」
綾崎家物語 〔完〕
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