文章チェックフォーム 前画面に戻る

対象スレッド 件名: Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶
名前: ハヤヒナ
誤字を見つけたら
教えてください

悪戯を防ぐため
管理人の承認後に
作者に伝えます
誤った文字・語句 
          ↓
正しい文字・語句 
【参考】対象となる原文

Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶
日時: 2014/10/08 10:32
名前: ハヤヒナ

〇六 幼き思い出の約束

ヒナギク 「ねぇハヤ君。本当にもう少ししたら引っ越すの?」
ハヤテ 「うん。来週にね。」
ヒナギク 「寂しくなるよ私。」
ハヤテ 「僕もだよヒナちゃん。ヒナちゃんとずっとお友達でいたいよ。」
ヒナギク 「私もよ。ずっとハヤ君と一緒にいたいよ。」
ハヤテ 「・・・・・・そうだヒナちゃん。なんか思い出残さない?」
ヒナギク 「思い出?」
ハヤテ 「うん。僕とヒナちゃんの二人だけの思い出を。」
ヒナギク 「いいねハヤ君。思い出を残そう。」
ハヤテ 「思い出と言っても何にするヒナちゃん。」
ヒナギク 「そうね。・・・・・・・・・・タイムカプセルはどうかなハヤ君。」
ハヤテ 「タイムカプセルを埋めるの?」
ヒナギク 「うん。何年かして再会したら、掘り出すの。」
ハヤテ 「いいねヒナちゃん。でも何処に埋める?」
ヒナギク 「この勝ち猫公園にしない。」
ハヤテ 「そうだね。僕とヒナちゃんの思い出の場所だしね。」









そして、ハヤテが引越しする前日。ハヤテとヒナギクはタイムカプセルを埋めた。
ヒナギク 「これでいいわねハヤ君。」
ハヤテ 「そうだねヒナちゃん。」
タイムカプセルを勝ち猫公園のとある場所に、ハヤテとヒナギクは埋めたのであった。


・・・・・・・・そして、


ヒナギク 「ハヤ君。本当に明日、引越しするのね。」
ハヤテ 「うん。だから今日でヒナちゃんと遊べるのが最後になるけど。」
ヒナギク 「寂しくなるね。」 
ハヤテ 「・・・・・・だから今日は思い切り遊ぼうねヒナちゃん。」
ヒナギク 「うん。大好きだよハヤ君。」
ハヤテ 「僕もヒナちゃんが大好きだよ。」
幼き頃にお互いに恋したハヤテとヒナギクは、思い切り抱きしめあった。










現在。

ハヤテ 「僕が引越しする前日、その子と何かしたんだけど、何をしたんだろう?」



ヒナギク 「それにその子が引っ越していく日に、その子と何か約束もした気がするわ。」


タイムカプセルを埋めた事や、引越しする時の約束が何か思い出せないハヤテとヒナギクであった。