Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 |
- 日時: 2014/09/27 10:09
- 名前: ハヤヒナ
0三 帰り道と夢
ハヤテ 「物凄い雨ですね。」 ヒナギク 「そうね。」 白皇学院からの帰り道。ハヤテとヒナギクは土砂降りの中を歩いていた。 ハヤテ 「所でヒナギクさん、日曜日ですけど何を買うんですか?」 ヒナギク 「生徒会の用品や後、個人的なものもあるけどね。」 ハヤテ 「そうなんですか。」 ヒナギク 「ハヤテ君も買いたいのがあったら手伝ってあげるわ。」 ハヤテ 「そうですか。ではお願いしますね。」 ヒナギク 「分かったわ。」 そんなこんなで桂家に着いた。 ハヤテ 「丁度、雨も上がって良かったですね。」 ヒナギク 「そうね。ハヤテ君、送ってくれて有難うね。」 ハヤテ 「大したことはしてないですよ。それでは僕はこれで帰りますね。」 ヒナギク 「じゃあハヤテ君。日曜日、負け犬公園に午前九時にね。」 ハヤテ 「分かっていますよヒナギクさん。」 ヒナギクを家まで送り、ハヤテも屋敷へ帰っていた。
ヒナギク (日曜日にハヤテ君を買い物に誘ったけど、これって・・・・・・・・・・・・で、デート・・・・・・・・・じゃないの!!?) と顔を紅くし、パニックになっていた。
ハヤテ (日曜日にヒナギクさんの買い物に付き合うことになったけど、デートになるんじゃあ?) とヒナギクと同じような事がハヤテにも起こっていた。
そして、土曜日の夜。ハヤテもヒナギクも同じ夢を見ていた。 ヒナギク 「ハヤテ君お待たせ。」 ハヤテ 「あ、ヒナちゃん♪」 ヒナギク 「今日は何して遊ぶ?」 ハヤテ 「ヒナちゃんは何して遊びたいの?」 ヒナギク 「ハヤテ君となら何しても楽しいよ。」 ハヤテ 「ヒナちゃん・・・。それじゃあ、鬼ごっこしようか。」 ヒナギク 「うん。その後はおままごとしよう。」 ハヤテ 「うん。」 ヒナギク 「じゃあじゃんけんして、鬼を決めようハヤテ君。」 ハヤテ 「うんヒナちゃん。」 と幼きハヤテとヒナギクは、今日も仲良く楽しく遊ぶのであった。
そして、日曜日となった。
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