Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 |
- 日時: 2014/12/26 10:18
- 名前: ハヤヒナ
〇四 疾風と雛菊、叶え叶う未来
クリスマスも終わり、大晦日も終わって、新しい年となった。 ハヤテとヒナギク達は初詣に出掛けた。 ハヤテとヒナギクの願いは勿論、
「好きな人と幸せに過ごせますように。」
であった。
そして、三学期が始まっていろいろ会ったが、ハヤテ達は全員、三年生に進級した。 ハヤテ達は全員、同じクラスとなった。 白皇行事など、ハヤテ達は高校生の最後の一年を勉強しながら楽しく過ごした。 その間にハヤテの膨大な借金は全額返済できた。
そして、ハヤテ達は全員、白皇学院を卒業することが出来たのであった。 ハヤテとヒナギクは言うと、仮の再会をした木にいた。
ハヤテ 「此処で仮の再会をしたんですね。」 ヒナギク 「そうね。あの時は幼きときに出会っていたなんて分からなかったわね。」 ハヤテ 「ええ。それよりもあの『約束』、覚えていますか。」 ヒナギク 「勿論、覚えているわ。」
その約束とは・・・・・
ハヤテ 「僕、ヒナちゃんの事が大好きだよ。」 ヒナギク 「私もハヤ君が大好きだよ。」 幼きハヤテとヒナギクは、お互いにお互い、大好きなのであった。 ヒナギク 「ねぇハヤ君、私達結婚しない?」 ハヤテ 「け、結婚!?」 ヒナギク 「うん。」 ハヤテ 「でもヒナちゃん、僕達の歳では無理だよ。」 ヒナギク 「うん。パパとママが男の子は十八歳、女の子は十六歳にならないと出来ないって言ってたわ。」 ハヤテ 「だから無理だよヒナちゃん。」 ヒナギク 「だったらハヤ君が十八歳になったら、結婚できるよ。」 ハヤテ 「それでも無理だよヒナちゃん。」 ヒナギク 「どうして?」 ハヤテ 「その時は高校生と想うし、無理と思うよ。」 ヒナギク 「そうか。そうよねハヤ君。」 ハヤテ 「うん。」 ヒナギク 「だったら、私も十八歳になって二人とも高校を卒業すれば出来るよ。」 ハヤテ 「そうだねヒナちゃん。」 ヒナギク 「だから、高校を卒業したら結婚しようハヤ君。」 ハヤテ 「うん。十年以上先になるけどいいよ。約束だよヒナちゃん。」 ヒナギク 「約束ねハヤ君。」 こうして、幼きハヤテとヒナギクは、嬉し恥ずかし約束をしたのであった。
であった。
ハヤテ 「ヒナギクさん、この『約束』、実現させませんか。」 ヒナギク 「それって・・・・・、」 ハヤテ 「ヒナギクさん、この僕と結婚して下さい。」 ヒナギク 「私なんかで良いの?」 ハヤテ 「勿論ですよ。」 ヒナギク 「・・・・はい。」
そして、ハヤテとヒナギクは抱きしめ合い、大人のキスを、ディープキスをするのであった。 二人の幸せの未来を願って・・・。
最終章 幼き過去から未来ある道へ!! 〔終〕
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次でこの小説は完結致します。
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