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対象スレッド 件名: Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶
名前: ハヤヒナ
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶
日時: 2014/09/23 16:09
名前: ハヤヒナ


0二 雨の生徒会室

ヒナギク 「美希達、何時なったら来るのかしら。雨が降ってるから来ないわね・・・・・きっと。」
実際、雨が降ろうが降るまいが来ないわと呟くのであった。
すると、エレベーターのドアが開く音がし、誰かやって来た。
ヒナギク 「誰かしら。ハヤテ君だといいな・・・・・・・。」
 トントン。ドアをノックする音がした。
ヒナギク 「どうぞ。」
やって来たのは・・・・・・、
ハヤテ 「失礼します。」
ヒナギク 「ハ、ハヤテ君!!?」
今の今まで思っていた、想い人であるハヤテであった。
ハヤテ 「失礼しますヒナギクさん。」
ヒナギク 「どうしたのハヤテ君。・・・・・って聞くまでもないわね。美希達でしょ。」
ハヤテ 「ええ。頼まれた書類と日誌です。」
ヒナギク 「やはりね。美希達ときたら。ご免ねハヤテ君。」
ハヤテ 「別にいいですよ。慣れますから。」
ヒナギク 「お礼に紅茶を入れてあげるわ。名飲んでいかない?」
ハヤテ 「じゃあお願いします。」





数分後。
ハヤテ 「とても美味しいですよヒナギクさん。」
ヒナギク 「良かったわ。ハヤテ君に喜んで貰えて。」
ハヤテに喜んで貰えて、ヒナギクは顔を紅くした。
ヒナギク 「そうだわハヤテ君。今度の日曜日空いてる?」
ハヤテ 「空いてます。お嬢様とマリアさんは土日出かけると言ってましたから?」
ヒナギク 「ハヤテ君も付いて行くの?」
ハヤテ 「いいえ。その日は休みを貰いましたので。」
ヒナギク 「じゃあ暇なのね。」
ハヤテ 「ええ。用事もありませんから?」
ヒナギク 「じゃあ買い物に付き合ってくれない?」
ハヤテ 「買い物ですか。何時からなんですか。」
ヒナギク 「朝の九時からなの。沢山あるから夕方までかかると思うけど。」
ハヤテ 「いいですよ。では途中で昼食を挟まないといけませんね。」
ヒナギク 「そうね。で、待ち合わせ場所は負け犬公園でいいかしら?」
ハヤテ 「いいですよ。日曜日に九時に負け犬公園に集合ですね。」
ヒナギク 「うん。」








30分後。
ハヤテ 「では僕は帰りますね。」
ヒナギク 「待ってハヤテ君。私も帰るわ。」
ハヤテ 「仕事は大丈夫なんですか?」
ヒナギク 「大丈夫よ。前にハヤテ君が手伝ってくれたから。」
ハヤテ 「そうなんですか。では一緒に帰りませんか。家まで送って行きますよ。」
ヒナギク 「えっ!!ハヤテ君、いいの?」
ハヤテ 「いいですよ。」
ヒナギク 「じゃあお願いねハヤテ君。」
ハヤテ 「任せて下さいヒナギクさん。」
こうして、ハヤテとヒナギクは生徒会室を後にしたのであった。