Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 |
- 日時: 2014/12/21 16:39
- 名前: ハヤヒナ
〇二 あの時の約束へ・・・・
ハヤテの執事自習は終わり、ハヤテは屋敷へと戻っていた。 それからハヤテは、ヒナギクはいつもと変わらない生活を送っていた。 十二月になり、ナギの誕生日も終わり、今年も後二週間となった。 ハヤテ 「今年も後二週間ですね。」 ヒナギク 「そうね。来週はもうクリスマスね。」 ハヤテ 「そうですね。」 ヒナギク 「そう言えば、ハヤテ君は白皇学院に入ってからは、初めてのクリスマスよね。」 ハヤテ 「ええ。去年はのクリスマスイブにお嬢様とマリアさんに出会いましたから。 ヒナギク 「そして、年が明けてから私と出会ったのよね。」 ハヤテ 「ええ。仮の再会ですが。」 現在、ハヤテとヒナギクは喫茶どんぐりでバイトをしていた。
ハヤテとヒナギクの関係はどうなったかと言うと 、一週間前に遡る。 再び思い出の場所、勝ち猫公園にハヤテとヒナギクはやって来た。 ヒナギク 「今思うと不思議ね。此処で私達は出会ったのが。」 ハヤテ 「そうですね。」 ヒナギク 「あの時に出会っていなかったら、今も出会っていなかったわね。」 ハヤテ 「そうかもしれませんね。」
そして・・・・、
ヒナギク 「ハヤテ君、割った市はハヤテ君がすきです。私と付き合って下さい。」 ハヤテ 「・・・・ヒナギクさん。僕もヒナギクさんがす気です。僕の方こそお願いします。」 ヒナギク 「じゃあ、良いのね。」 ハヤテ 「勿論ですよ。あの時から思いは変わっていませんから。」 ヒナギク 「私もよ。」 ハヤテ 「ヒナギクさん・・・・。」 ヒナギク 「ハヤテ君・・・・。」 ハヤテとヒナギクは自然に歩み寄り、抱きしめ合った。そして、唇を重ね合わせたのだった。 そんな二人を祝福するかのように、雪が降り始めた。東京での初雪でもあった。
そして、現在。恋人同士となったハヤテとヒナギクはバイトを終え、帰路に付いていた。 ハヤテ 「ヒナギクさん、来週のクリスマスイブにデートしませんか?」 ヒナギク 「デートって、初デートになるのよね。」 ハヤテ 「そうなりますね。」 ヒナギク 「勿論良いわよ。」 ハヤテ 「では、来週のクリスマスイブは楽しみましょうね。」 ヒナギク 「そうね。」 ハヤテとヒナギクは、クリスマスイブにデートする事に決めたのであった。
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