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対象スレッド 件名: Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶
名前: ハヤヒナ
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Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶
日時: 2014/12/11 18:23
名前: ハヤヒナ

 
〇六 お別れはタイムカプセルに乗せて・・・・・

・・・・次の日。ハヤテが引越しする日。ヒナギクは見送りに来ていた。
ヒナギク 「ハヤ君、今日で本当にお別れなんだね。」
ハヤテ 「・・・・うん。」
今日で離れ離れになる事に、寂しくなるハヤテとヒナギクであった。
ハヤテ 「でも大丈夫だよヒナちゃん。前にも言ったように信じあえば大丈夫だよ。」
ヒナギク 「・・・。そうね。それにあの『約束』もあるしね。」
ハヤテ 「それに昨日、一緒に埋めたタイムカプセルもあるから大丈夫だよヒナちゃん。」
ヒナギク 「そうね。今は寂しいけど、思い出もあるしね。」
・・・・・・と、ハヤテとヒナギクは時間ギリギリまで楽しく語り合った。







・・・・そして、いよいよお別れの時間がやって来た。
ハヤテ 「じゃあヒナちゃん。僕、行くね。」
ヒナギク 「うん。」
ハヤテ 「じゃあねヒナちゃん。」
引越しトラックに乗り込もうとしたその時、ヒナギクがハヤテを呼び止めた。
ヒナギク 「待ってハヤ君。」
ハヤテ 「何かなヒナちゃ・・・・・」(チュッ)
最後まで言えなかった。何故ならヒナギクがハヤテにキスをしたからであった。
しかも、したのは頬ではなく唇に、ヒナギクはハヤテの唇にキスをしたのであった。
ハヤテ 「ヒ、ヒナちゃん!!?」
当然のように、顔を真っ赤にするハヤテ。
ヒナギク 「ハヤ君、必ずまた会おうね。」
ハヤテ 「うん。必ず会おうねヒナちゃん。」







こうして、幼き恋するハヤテとヒナギクは別れた。
・・・・・また必ず会う約束をして。
・・・・・あの約束を果たすために。 
・・・・・信じ合う二人の想いを、タイムカプセルに乗せて。





ハヤテとヒナギク、二人の思いは必ず奇跡を起こすと信じて・・・・・・