Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 |
- 日時: 2014/11/17 18:23
- 名前: ハヤヒナ
第三章 ハヤテとヒナギク、幼き想い!
〇一 ハヤテとヒナギクの出会い
ハヤテとヒナギクは幼い頃に出会っていた事を思い出し、皆に話すことにした。
十年も前に遡る。
此処は勝ち猫公園。此処に二人の幼き少年少女が居た。 ???「キミ<大丈夫?」 ???? 「う、うん。転んだだけよ。」 ??? 「僕が手当てしてあげるね。」 ???? 「本当?」 ??? 「うん。」 ???? 「じゃあお願いね。」 これがハヤテとヒナギクの出会いであった。
ヒナギク 「私は春花ヒナギクって言うの。君の名前は?」 ハヤテ 「僕は綾崎ハヤテだよ。宜しくねヒナちゃん。」 ヒナギク 「うん。宜しくねハヤテ君。それじゃあ一緒に遊ばないハヤテ君。」 ハヤテ 「うん。遊ぼうかヒナちゃん。」 ヒナギク 「そうだ。手当てのお礼がまだだったわね。有難うねハヤテ君。」 ハヤテ 「お礼なんていいよヒナちゃん。」 ヒナギク 「・・・・・そうだわ。ハヤテ君、私とお友達になってくれない?」 ハヤテ 「ヒナちゃんと!?・・・・・うん、良いよ。」 ヒナギク 「有難うハヤテ君。」(チュッ) ハヤテ 「ヒ、ヒナちゃん!?」 ヒナギク 「手当てしてくれたから、お礼のチューよ。」 ハヤテ 「キ、キス!?」 ヒナギク 「嫌だった?」 ハヤテ 「そんな事はないよヒナちゃん。じゃあ僕もヒナちゃんにするね。」(チュッ) ヒナギク「ハ、ハヤテ君。有難う。」 ハヤテ 「それじゃあ、思い切り遊ぼうかヒナちゃん。」 ヒナギク 「うん。いっぱい遊ぼうハヤテ君。」 出会って直ぐに友達になったハヤテとヒナギクは、仲良く一緒に遊び始めた。 とても出会ったばかりとは思えないほどの嬉しさをしながら。
そんなハヤテとヒナギクは、不思議な気持ちを抱いてる事に、出会ったばかりの二人は知る由もない。 その不思議な気持ちとは、『恋』である。 つまり、ハヤテはヒナギクの事が、ヒナギクはハヤテの事が好きになったのである。 それに気付くのは、数日後の事である事も知る由はないので会った。
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