Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 |
- 日時: 2014/09/21 10:45
- 名前: ハヤヒナ
第一章 記憶の始まり
〇一 夢から
「「はぁぁーーーー」」
ある朝、二つの場所からため息が同時に出た。
一つは三千院家の執事、綾崎ハヤテ。 「あの女の子、誰だったんだろう?」
もう一つは白皇学院の生徒会長、桂ヒナギク。 「あの男の子、誰だったのかしら?」
二人はそれぞれ起き、朝支度するのであった。
そして、白皇学院でハヤテとヒナギクは出会った。 ハヤテ 「お早う御座いますヒナギクさん。」 ヒナギク 「お早うハヤテ君。 ナギは今日もなの?」 ハヤテ 「ええ。説得したんですか駄目でした。」 三千院家の主であるナギは、HIKIKOMORIのネトゲーなのである。 理由は漫画を描いたり読んだり、ゲームをしたり、1番の理由は仮病などである。 ヒナギク 「ハヤテ君も大変ね。毎日じゃつかれるでしょ。」 ハヤテ 「ええ。大変ですよ毎日。」 ヒナギク 「本当にナギには困ったわね。 いつもながらの会話をしながら、ハヤテとヒナギクは自分達の教室に向かうのであった。
時間は流れていて、放課後。 美希 「すまないがハヤ太君。」 理沙 「この書類を」 泉 「ヒナちゃんに渡しておいてね。後、日誌も♪」 と三人組はハヤテに書類と日誌を渡した途端、その場から消えていた。 ハヤテ 「またですか。」 とため息をしながら雨が降る中、時計塔の中にある生徒会室に向かうのであった。
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