Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 |
- 日時: 2014/11/07 10:50
- 名前: ハヤヒナ
〇八 運命の当日!執事バトル大会!!
そして、当日。運命の日となった。執事バトル大会の日でもあり、ハヤテの誕生日でもあった。 ハヤテの誕生日が執事バトル大会よりも重要なのである。・・・・・ヒナギクにとっては。 そんな中、執事バトル大会が始まった。 「綾崎君、カッコいい〜〜〜〜〜。」や「頑張って綾崎君!!」と言った応援が響いた。 女子生徒からである。男子生徒からは「負けろ綾崎」と言った非難ばっかりであった。 そんな中、ゴングが鳴り一回戦が始まった。最初の対戦相手は瀬川家執事の変態であった。 虚鉄 「いきなりお前と戦えるなんて、俺は運がいいんだ。勝って俺はお・・・・・」(バーーーン!!) 最後まで言えなかった。ハヤテが竹刀でネクタイを一瞬のうちに取ったからであった。開始七秒で勝負が決まったのであった。
二回戦は東宮の執事、野ノ原であったが。勝負は直ぐに着いた。それは・・・・、 東宮 「綾崎!俺の野ノ原が勝ったら、桂さんの執事を今すぐ辞めろ!。お前みたいなブタやろ・・・「坊ちゃま!」」 東宮 「野ノ原・・・」 野ノ原 「私、言いましたよね。男は紳士。紳士がそのような言葉は使うなと・・・・。」 東宮 「俺が悪かった。許してくれ。野ノ原。」 野ノ原 「いいえ許しません。徹底的に鍛え直す必要があります。と言うわけで綾崎君。」 ハヤテ 「何でしょうか。」 野ノ原 「私は坊ちゃんを鍛え直さないといけないので、勝負はまた今度って事で。」 ハヤテ 「分かりました。」 野ノ原 「では。」 そう言って野ノ原は怯える東宮を抱えて、会場を後にした。 二人が出ていた後、直ぐに「ぎゃああああぁぁぁぁーーーー」と言う叫び声が聞えたのであった。
三回戦は氷室であった。が、これも戦わずに勝利した。 何故かと言うと、応援していた大河坊ちゃんが転んでしまい、 氷室 「大丈夫ですか?大河坊ちゃん。」 大河 「大丈夫だよ氷室。転んだだけだから。」 氷室 「直ぐに手当てをしないといけませんね。と言う事で私は、これで失礼するよ綾崎君。」 と、大河坊ちゃんとともに、薔薇が作り出した花吹雪の中に消えていた。 四回戦も同じであった。対戦相手は伊澄の所の執事であった。 迷子になっていた伊澄がブラジルにいたと聞き、迎えに行 「そうよ」く為、棄権したのあった。 そんなこんなで後はザコ執事だけとなり、あっという間に勝負が決まっていくのであった。 そして、ハヤテは理事長の執事と戦う事になった。が、これも戦うことなく、勝負がついた。 理事長の執事、詩音が一歩踏み出した瞬間、躓いて転び、そのの影響でネクタイがとれ、ハヤテの手の上に落ちたのであった。 そんな訳で、第二回執事バトル大会もハヤテが優勝したのであった。
ハヤテ 「何か戦って優勝した気がするんですよね。」 ヒナギク 「気のせいよハヤテ君。 ハヤテ 「そうですか?」 ヒナギク 「そうよ。」 そんなこんなで、第二回執事バトル大会は、幕を閉じたのであった。
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