Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 |
- 日時: 2014/11/04 10:42
- 名前: ハヤヒナ
〇七 明日への・・・・想い
ハヤテの執事自習でヒナギクの執事となって、今日で九日目。 そして、明日はハヤテの誕生日でもあった。執事バトル大会もあるが。 ヒナギクはハヤテに何をあげるか迷っていたが、先日の買い物で決めたのであった。 そんなヒナギクは悩んでいた。同じくハヤテも。
幼き頃に出会い、お互いに恋し、大好きになったハヤテとヒナギク。 ハヤテが引っ越す時って、前日に思い出としてタイムカプセルを埋めた事も・・・。 そして・・・・・あの約束も忘れた状態で・・・・・・ハヤテとヒナギクは再会した。
それから暫くして、その頃の事が夢に出てくるようになったが、思い出せずにいた。 日が経つ毎に段々と思い出していくが、完全と言えない。 そして、今日まで思い出したのは、
ハヤテ (確か僕は、その女の子の事が好きだったんだよな。)
ヒナギク 「その男の子の事が大好きだったのよね。私は。」
でも誰だったがは思い出せない。名前も顔も忘れているのであった。
ハヤテ (僕が引っ越す前日、その子と何かをしたんだけど、何だったんだろう?)
ヒナギク (その子が引越しする前日に何かをしたのよね。思い出として。)
それらも完全に思い出せていない。
そして、一番重要なのは・・・・・、
ハヤテ (何か大事な約束もした気がするけど・・・)
ヒナギク (大事な約束もしたのよね。何だったのかしら。)
当然のように、それも思い出せないでいた。
そして、夜。ヒナギクはある決心をした。それは・・・・・、 ヒナギク 「今は思い出よりも、ハヤテ君が好き。皆には悪いけど決めたわ。 明日、ハヤテ君に告白するわ。 ハヤテ君が『好き』です。私と付き合って下さいって!!」 ヒナギクは明日のハヤテの誕生日に、一大決心をしたのであった。
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