Re: 疾風と雛菊、幼き想い想う記憶 |
- 日時: 2014/10/30 18:10
- 名前: ハヤヒナ
- 〇五 幼き約束の想い
日曜日の午後。ハヤテとヒナギクは約束していた買い物に出かけ、夕方に戻っていた。 、いつものように時は流れ、二十二時過ぎにハヤテとヒナギクは眠りに着いたのであった。
そして、ハヤテとヒナギクは幼き頃の思い出を、見るのであった。
此処は勝ち猫公園。幼きハヤテとヒナギクは仲良く遊んでいた。 ハヤテ 「僕、ヒナちゃんの事が大好きだよ。」 ヒナギク 「私もハヤ君が大好きだよ。」 幼きハヤテとヒナギクは、お互いにお互い、大好きなのであった。 ヒナギク 「ねぇハヤ君、私達結婚しない?」 ハヤテ 「け、結婚!?」 ヒナギク 「うん。」 ハヤテ 「でもヒナちゃん、僕達の歳では無理だよ。」 ヒナギク 「うん。パパとママが男の子は十八歳、女の子は十六歳にならないと出来ないって言ってたわ。」 ハヤテ 「だから無理だよヒナちゃん。」 ヒナギク 「だったらハヤ君が十八歳になったら、結婚できるよ。」 ハヤテ 「それでも無理だよヒナちゃん。」 ヒナギク 「どうして?」 ハヤテ 「その時は高校生と想うし、無理と思うよ。」 ヒナギク 「そうか。そうよねハヤ君。」 ハヤテ 「うん。」 ヒナギク 「だったら、私も十八歳になって二人とも高校を卒業すれば出来るよ。」 ハヤテ 「そうだねヒナちゃん。」 ヒナギク 「だから、高校を卒業したら結婚しようハヤ君。」 ハヤテ 「うん。十年以上先になるけどいいよ。約束だよヒナちゃん。」 ヒナギク 「約束ねハヤ君。」 こうして、幼きハヤテとヒナギクは、嬉し恥ずかし約束をしたのであった。
ハヤテ 「また小さい頃の夢を見たけど、あの女の子は誰だったんだろう?」
ヒナギク 「小さい時の夢をまた見たけど、あの男の子、誰なのかしら?」
((それにその子と、大事な約束したけど・・・、何だったんだろう(かしら?)))
と不思議に思いながらも、一日が始まるのであった。
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