Re: 想いよ届け 〜病篤き君に |
- 日時: 2014/09/06 00:37
- 名前: どうふん
- タッキーさん、感想ありがとうございます。
お祝いまでいただきまして(あ、完結の、ですよ)恐縮です。
私にはタッキーさんのような長編を書き上げるエネルギーはありませんが、応援しておりますので、執筆中の作品、頑張って下さい。
後書きを書くつもりで開いたパソコンですが、折角感想をいただいたのでタッキーさん、それと少々前になりますがロッキー・ラックーンへのお返事を先にします。
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まずロッキー・ラックーンさんへ ハヤテの心の動きと告白シーンを褒められたのは嬉しいです。何と言っても苦労したところですから。 ハヤテがヒナギクさんを好きになる、あるいは好きだと気付くまでを、当初はもっと簡単に考えていたのですが、書いてみると、予想以上にハヤテは鈍感で優柔不断でした。
私がSSを書くにあたり、意識していたのは、以下の2点です。 @登場人物のキャラを勝手に変えないこと(ヒナギクさんのお義父さんは別です) Aストーリーの展開は不自然さを極力減らし、読者が納得できるものとすること(まあ、不満は残るでしょうが)
その中で、ハヤテに告白しようと決意させることがなかなかできず、 結局ハヤテが告白するには、ヒナギクさんが別れを決意して一刻の猶予もない中で、ぼろぼろになってやっとヒナギクさんに辿り着いた、というだけのシチュエーションが必要でした。
ロッキー・ラックーンさんは御自分の作品で、ヒナギクさんを成長させ、ハヤテの告白を引き出していましたが、私の作品はその分泥臭くなったかな、と思います。
ナギの意外な言動については、感想をいただいた後で種明かしをしたつもりですが、ご納得いただけるものになっていたでしょうか。
タッキーさんへ
私の作品中のナギの言動には賛否両論あると思います。 ただ、私はハヤテのために全財産を投げ出したことがあるナギは、ハヤテへの純粋な想いは誰にも負けないと思います。 ナギはハヤテの主人、姉とも慕うヒナギクさんの友人として立派に振る舞おうとしますが、それでも物わかりが良くはなれない、なれるはずがない。 ナギがハヤテを諦めるにはそれなりの葛藤を乗り越えなければおかしい、と思って書いたのが物語の最終部分です。
ちょっと意外だったのが、エピローグが特に良かった、と評されたことですね。 私としては、エピローグについて少々思うところがあります。 それについては、改めて後書きで書くことにいたしましょう。
ロッキー・ラックーンさん、タッキーさん 私の作品に真剣に対応してくれてありがとうございました。 改めて、御礼申し上げます。
どうふん
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